CentOS デスクトップ計画に不可欠な要素として、やはり動画視聴があります。CentOS で動画を観るには Totem というメディアプレイヤーアプリがあるのですが、これをそのまま入れても非対応のコーデックが多く(例えばそのまま普通に導入すると MP4 や WMV は観れない)、色々不便です。
というわけで「デコーダーも入れて MP4 なども見れる Totem の導入方法」を紹介します。
まず、既に Totem を導入済みの場合は手順の途中で衝突が生じてしまって邪魔なので、一度 Totem を削除しておきます:
改めて Totem を導入するのですが、今回は RPMforge の YUM リポジトリを使います。というわけで、まずは RPMforge の GPG キーを導入します:
次に RPMforge の yum.repo ファイルを用意します。vi などで /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo ファイルを新規に以下の内容で作成して保存します:
これで RPMforge リポジトリが使えるようになったので、RPMforge リポジトリからデコーダーなどをまとめてインストールします:
最後に RPMforge リポジトリから Totem をインストール:
これで CentOS の GNOME デスクトップの「サウンドとビデオ」メニューから「動画プレイヤー」という名前で Totem がインストールされました:
試しに MP4 ファイルを指定して開いても問題なく観れます:
これで動画視聴についても CentOS で出来ない理由はなくなりました!
というわけで「デコーダーも入れて MP4 なども見れる Totem の導入方法」を紹介します。
まず、既に Totem を導入済みの場合は手順の途中で衝突が生じてしまって邪魔なので、一度 Totem を削除しておきます:
# yum remove totem
改めて Totem を導入するのですが、今回は RPMforge の YUM リポジトリを使います。というわけで、まずは RPMforge の GPG キーを導入します:
# cd /tmp # wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt # rpm --import RPM-GPG-KEY.dag.txt
次に RPMforge の yum.repo ファイルを用意します。vi などで /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo ファイルを新規に以下の内容で作成して保存します:
# vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo [rpmforge] name=RPMforge RPM repository for Red Hat Enterprise Linux baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/dag/redhat/el6/en/$basearch/rpmforge/ gpgcheck=1 enabled=0
これで RPMforge リポジトリが使えるようになったので、RPMforge リポジトリからデコーダーなどをまとめてインストールします:
# yum --enablerepo=rpmforge install gstreamer gstreamer-plugins-good gstreamer-plugins-bad gstreamer-plugins-ugly gstreamer-ffmpeg libdvdread libdvdnav lsdvd
最後に RPMforge リポジトリから Totem をインストール:
# yum -y install --enablerepo=rpmforge totem
これで CentOS の GNOME デスクトップの「サウンドとビデオ」メニューから「動画プレイヤー」という名前で Totem がインストールされました:
試しに MP4 ファイルを指定して開いても問題なく観れます:
これで動画視聴についても CentOS で出来ない理由はなくなりました!