自分は自己紹介する時に「言語マニア」である、ということがあります。
ある程度モノにしている言語は日本語と英語。読むだけなら韓国語とフランス語、かじった程度ではアラビア語。かじった直後に断念したのがヒエログリフ(象形文字)。 言語という意味では更に加えて Java, PHP, JavaScript, C, C++, (Visual)Basic, LotusScript, Perl, Pascal, Fortran, CASL, ... あたりのプログラミング言語も使えます。が、今回は前者の話です。
最近はウェブの翻訳サービスを使うことも多いのですが、外国語を勉強するには実際に使うのが近道だと思ってます。英語のアルファベットはパソコンで普通に入力できますが、フランス語アルファベットには特殊な表記をするものがあったり、韓国語のハングルに至っては普通には入力できません(よね?)。どうせならパソコンでも勉強中の文字入力をできるようにして、それらの言語でパワポの資料を作ってみたりできるとカッコいいです。
というわけで、Windows パソコンで日本語/英語以外の文字が入力できるようにするための設定方法を紹介します。ちなみに多言語入力は Windows XP 以降から標準機能として可能になっていますが、以下の紹介画面は Windows 7 です。
まずコントロールパネルを開き、「地域と言語」を選択します:
「キーボードと言語」タブから「キーボードの変更」ボタンをクリックします:
「全般」タブの「インストールされているサービス」には現在使うことのできる、英語以外の言語サービスの一覧が表示されます(画面では日本語だけです)。ここに韓国語を追加してみます。「追加」ボタンをクリックします:
「韓国語」 - 「キーボード」 - 「Microsoft IME」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします:
先ほどの画面に戻り、「インストールされているサービス」に「韓国語」が追加されていることを確認します。必要であれば、同様に他の言語も追加します。最後に「適用」ボタンをクリックしてから「OK」ボタンをクリックします。これで準備は完了です:
では実際に韓国語を入力してみます。メモ帳を起動しておきます:
ここでキーボードの 左Alt + Shift を押す度に使用言語が切り替わっていくはずです。韓国語を入力するには図のように "KO" と書かれた表記になるまで切り替えます。これでハングル入力モードになりました:
日本語入力モードでも日本語と英語を切り替えて入力するように、ハングル入力モードでも同様の切り替えを意識する必要があります。ハングル入力モードで 右Alt を押す度にハングルと英語の切り替えができます。ハングルを入力する場合は「A」ではなく「가」という表記に切り替えます。
この状態でメモ帳内で適当にキーボードを叩くと、ハングルが入力されていくはずです(ちなみにこの内容は適当に打っただけなので意味無いです):
キーボード配列をまだ覚えていない場合はソフトウェアキーボードを参照することも可能です。そのためにはまずソフトウェアキーボードを有効にする必要があります。言語バーの▼印をクリックし、メニューから "Soft Keyboard" にチェックを入れます:
チェックすると言語バーにソフトウェアキーボードボタンが現れます:
ここをクリックすると画面内にソフトウェアキーボードが表示され、ここからハングルを入力することもできますし、このキーボード配列を参照しながら目的の文字をキーボード入力する(ための勉強をする)こともできます:
同様にしてアラビア語なども導入し、言語を切り替えて入力することで多言語テキストを作成することも可能です。ちなみにアラビア語はちゃんと(?)右から左に入力されていきます:
実際問題として、たまに外国人が日本語のローマ字変換でパワポの資料を作っているのを目の当たりにすると、それだけで尊敬してしまいます。ただでさえ難しい外国語である日本語を、それもローマ字変換とか・・・ そんな感じで自分も色んな言語が操れるようになったらいいなあ、と思ってます。
余談ですが、この多言語テキストが標準機能として入力できるようになったのは Windows XP からでした。当時アラビア語を勉強していた自分にとって Windows XP は神 OS でした。開発者としてはシステムデバッグが楽な Windows 2000 も気に入っていたのですが、この機能を知って乗り換えを決意したものでした。
ある程度モノにしている言語は日本語と英語。読むだけなら韓国語とフランス語、かじった程度ではアラビア語。かじった直後に断念したのがヒエログリフ(象形文字)。 言語という意味では更に加えて Java, PHP, JavaScript, C, C++, (Visual)Basic, LotusScript, Perl, Pascal, Fortran, CASL, ... あたりのプログラミング言語も使えます。が、今回は前者の話です。
最近はウェブの翻訳サービスを使うことも多いのですが、外国語を勉強するには実際に使うのが近道だと思ってます。英語のアルファベットはパソコンで普通に入力できますが、フランス語アルファベットには特殊な表記をするものがあったり、韓国語のハングルに至っては普通には入力できません(よね?)。どうせならパソコンでも勉強中の文字入力をできるようにして、それらの言語でパワポの資料を作ってみたりできるとカッコいいです。
というわけで、Windows パソコンで日本語/英語以外の文字が入力できるようにするための設定方法を紹介します。ちなみに多言語入力は Windows XP 以降から標準機能として可能になっていますが、以下の紹介画面は Windows 7 です。
まずコントロールパネルを開き、「地域と言語」を選択します:
「キーボードと言語」タブから「キーボードの変更」ボタンをクリックします:
「全般」タブの「インストールされているサービス」には現在使うことのできる、英語以外の言語サービスの一覧が表示されます(画面では日本語だけです)。ここに韓国語を追加してみます。「追加」ボタンをクリックします:
「韓国語」 - 「キーボード」 - 「Microsoft IME」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします:
先ほどの画面に戻り、「インストールされているサービス」に「韓国語」が追加されていることを確認します。必要であれば、同様に他の言語も追加します。最後に「適用」ボタンをクリックしてから「OK」ボタンをクリックします。これで準備は完了です:
では実際に韓国語を入力してみます。メモ帳を起動しておきます:
ここでキーボードの 左Alt + Shift を押す度に使用言語が切り替わっていくはずです。韓国語を入力するには図のように "KO" と書かれた表記になるまで切り替えます。これでハングル入力モードになりました:
日本語入力モードでも日本語と英語を切り替えて入力するように、ハングル入力モードでも同様の切り替えを意識する必要があります。ハングル入力モードで 右Alt を押す度にハングルと英語の切り替えができます。ハングルを入力する場合は「A」ではなく「가」という表記に切り替えます。
この状態でメモ帳内で適当にキーボードを叩くと、ハングルが入力されていくはずです(ちなみにこの内容は適当に打っただけなので意味無いです):
キーボード配列をまだ覚えていない場合はソフトウェアキーボードを参照することも可能です。そのためにはまずソフトウェアキーボードを有効にする必要があります。言語バーの▼印をクリックし、メニューから "Soft Keyboard" にチェックを入れます:
チェックすると言語バーにソフトウェアキーボードボタンが現れます:
ここをクリックすると画面内にソフトウェアキーボードが表示され、ここからハングルを入力することもできますし、このキーボード配列を参照しながら目的の文字をキーボード入力する(ための勉強をする)こともできます:
同様にしてアラビア語なども導入し、言語を切り替えて入力することで多言語テキストを作成することも可能です。ちなみにアラビア語はちゃんと(?)右から左に入力されていきます:
実際問題として、たまに外国人が日本語のローマ字変換でパワポの資料を作っているのを目の当たりにすると、それだけで尊敬してしまいます。ただでさえ難しい外国語である日本語を、それもローマ字変換とか・・・ そんな感じで自分も色んな言語が操れるようになったらいいなあ、と思ってます。
余談ですが、この多言語テキストが標準機能として入力できるようになったのは Windows XP からでした。当時アラビア語を勉強していた自分にとって Windows XP は神 OS でした。開発者としてはシステムデバッグが楽な Windows 2000 も気に入っていたのですが、この機能を知って乗り換えを決意したものでした。