今年もマンホーラー実態調査の結果発表の季節がやってまいりました! 2016/Jan/01 から 2016/Dec/19 までのマンホールマップと連携した Google Analytics とアクセスログ、そして実データを使って、2016 年のマンホーラー(注 マンホールが好きな人)の実態と傾向を浮き彫りにする、というビッグデータ解析企画です。ちなみに昨年と一昨年の結果はこちらから参照ください:
2014 マンホーラー実態調査
2015 マンホーラー実態調査
2016 マンホールマップ利用動向

1回のセッションでの平均ページ数は 4.69、直帰率は 53.53% 、平均セッション時間は 4 分 43 秒でした。昨年は 4.65 と 56.77%、4分22秒だったので全ての数字が改善の方向で推移しています。昨年と比較して、マンホールマップを訪れたユーザーが、より多くのページに移動して長く楽しんでいただいている、ということになります。直帰率 50% 切りも視野に入ってきました。
なお、アクセス数は非公開ですが、昨年比で倍近いページビュー数があった、ということを報告しておきます。
利用者の国、言語
今年は 62 の国/地域からマンホールマップをご利用いただきました(昨年は 65):

国別のアクセス数1位はダントツで日本ですが、2位以下は毎年変化しています。さて 2016 年はというと・・・

2位は UK(イギリス)からのアクセスでした。なんでだろう?ポンド安でみんな旅行してた?3位アメリカ、4位ロシアあたりは上位の常連国です。 今年目立って高かったのは8位イラク、11位タイ、14位ミャンマーあたりでしょうか。水道関係者やインフラ整備で派遣されている皆様がこれらの国々で活躍されている姿が目に浮かんできます。。
日本国内の市区町村別アクセスランキング
では日本国内の市区町村別ではどのようなランキングだったかを調べてみました:

見やすいように日本語で表にして、昨年からの順位推移を含めてみました:
アクセス記録一位は大阪市の2連覇。関西マンホールサミットの影響なのでしょうか?そしていわゆる「大都市」が軒並みランクを下げる中で加古川市や船橋市、市川市といった衛星都市が順位を挙げています。マンホール界では地方分権が進んでいるようです。
利用環境
利用しているブラウザ環境を同様の表にまとめてみるとこんな感じです:
1位は推奨環境でもある PC の Chrome、非推奨環境と明確に言っているにも関わらず2位が IE、3位は Safari、ここまでは昨年と同順位です。変わったのはその下でモバイル Safari が伸びているのは iPhone 利用者が増えていることを意味しています(逆にモバイル Chrome が落ちているので Android 利用者は減っている)。このあたりはグローバルスタンダードを逆行しています(苦笑)。また昨年は 0.55% だった Edge が FireFox を抜いている点も見逃せません。。
なお、10位の "Mozilla 互換" というのは、ネットテレビだったり、ゲーム機だったりが考えられます。まだまだ少ないのですが、いずれこういう環境も増えていくのでしょうか?テレビだと画面が広くて便利そうではありますよね。
まとめ
以上の内容から 2016 年のマンホーラーの実態は以下のようなものであったと推測されます:
・イギリスが EU から分離して、ポンド安に笑いが止まらない人がいる
・マンホーラーは昨年以上に世界中に広まっている。そして日本では地方分権が進んでいる
・マンホーラーは iPhone 派
・大阪熱い!
・Internet Explorer は不滅
さて、次回のブログでは 2016 年マンホールマップ蓋別アクセスランキングを発表します。2016年の MVM(Most Variable Manhole) の行方は!? やなぽんさん、3連覇なるか!? お楽しみに。
2014 マンホーラー実態調査
2015 マンホーラー実態調査
2016 マンホールマップ利用動向

1回のセッションでの平均ページ数は 4.69、直帰率は 53.53% 、平均セッション時間は 4 分 43 秒でした。昨年は 4.65 と 56.77%、4分22秒だったので全ての数字が改善の方向で推移しています。昨年と比較して、マンホールマップを訪れたユーザーが、より多くのページに移動して長く楽しんでいただいている、ということになります。直帰率 50% 切りも視野に入ってきました。
なお、アクセス数は非公開ですが、昨年比で倍近いページビュー数があった、ということを報告しておきます。
利用者の国、言語
今年は 62 の国/地域からマンホールマップをご利用いただきました(昨年は 65):

国別のアクセス数1位はダントツで日本ですが、2位以下は毎年変化しています。さて 2016 年はというと・・・

2位は UK(イギリス)からのアクセスでした。なんでだろう?ポンド安でみんな旅行してた?3位アメリカ、4位ロシアあたりは上位の常連国です。 今年目立って高かったのは8位イラク、11位タイ、14位ミャンマーあたりでしょうか。水道関係者やインフラ整備で派遣されている皆様がこれらの国々で活躍されている姿が目に浮かんできます。。
日本国内の市区町村別アクセスランキング
では日本国内の市区町村別ではどのようなランキングだったかを調べてみました:

見やすいように日本語で表にして、昨年からの順位推移を含めてみました:
1 | 大阪市 | → |
2 | 横浜市 | ↑ |
3 | 加古川市 | ↑ |
4 | 港区 | ↓ |
5 | 新宿区 | ↓ |
6 | 名古屋市 | ↓ |
7 | (取得不可) | - |
8 | さいたま市 | ↑ |
9 | 札幌市 | ↓ |
10 | 市川市 | ↑ |
11 | (東京都)中央区 | ↓ |
12 | 京都市 | ↓ |
13 | 新潟市 | ↑ |
14 | 千葉市 | ↓ |
15 | 福岡市 | ↓ |
16 | 世田谷区 | ↓ |
17 | 渋谷区 | ↓ |
18 | 神戸市 | ↓ |
19 | 船橋市 | ↑ |
20 | 江東区 | ↑ |
アクセス記録一位は大阪市の2連覇。関西マンホールサミットの影響なのでしょうか?そしていわゆる「大都市」が軒並みランクを下げる中で加古川市や船橋市、市川市といった衛星都市が順位を挙げています。マンホール界では地方分権が進んでいるようです。
利用環境
利用しているブラウザ環境を同様の表にまとめてみるとこんな感じです:
1 | Chrome | 34.26% | → |
2 | Internet Explorer | 23.34% | → |
3 | Safari | 17.13% | → |
4 | モバイル Safari | 11.47% | ↑ |
5 | Edge | 6.18% | ↑ |
6 | FireFox | 4.20% | ↓ |
7 | モバイル Chrome | 2.74% | ↓ |
8 | (クローラーボット) | 0.24% | - |
9 | Opera | 0.17% | ↓ |
10 | Mozilla 互換 | 0.09% | ↑ |
1位は推奨環境でもある PC の Chrome、非推奨環境と明確に言っているにも関わらず2位が IE、3位は Safari、ここまでは昨年と同順位です。変わったのはその下でモバイル Safari が伸びているのは iPhone 利用者が増えていることを意味しています(逆にモバイル Chrome が落ちているので Android 利用者は減っている)。このあたりはグローバルスタンダードを逆行しています(苦笑)。また昨年は 0.55% だった Edge が FireFox を抜いている点も見逃せません。。
なお、10位の "Mozilla 互換" というのは、ネットテレビだったり、ゲーム機だったりが考えられます。まだまだ少ないのですが、いずれこういう環境も増えていくのでしょうか?テレビだと画面が広くて便利そうではありますよね。
まとめ
以上の内容から 2016 年のマンホーラーの実態は以下のようなものであったと推測されます:
・イギリスが EU から分離して、ポンド安に笑いが止まらない人がいる
・マンホーラーは昨年以上に世界中に広まっている。そして日本では地方分権が進んでいる
・マンホーラーは iPhone 派
・大阪熱い!
・Internet Explorer は不滅
さて、次回のブログでは 2016 年マンホールマップ蓋別アクセスランキングを発表します。2016年の MVM(Most Variable Manhole) の行方は!? やなぽんさん、3連覇なるか!? お楽しみに。