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2015/Dec/31、大晦日を迎えました。 今年は自分の人生の中でも大きな節目の年だったと思います。大晦日に今年を振り返って、年内最後のブログにします:
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1 転職
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いい歳して今年の2月に転職をしました。企業買収による転籍を含めると人生4回目の転職、ということは人生5社目・・・ のはずですが、以前に勤めていた日本アイ・ビー・エムに縁があって戻ることになりました。以前とは業務も立場も異なる形でしたが、新しい職場の仲間達や、以前からの知り合いに暖かく迎えていただきました。いいオッサンにエキサイティングな仕事環境を与えていただき、本当にありがたいことです。

この新しい職場では Bluemix エバンジェリストとして、IBM の戦略分野の1つであるクラウド製品を色々な人に知っていただき、興味をもっていただき、使っていただく、というための活動を行いました。その一環で日本国内の色々な所に出張する機会もいただけました。この製品自体も面白く、勉強しながら刺激を受け続けています。 同僚にも恵まれ、新しい出会いも多くあり、この1年は忙しかったけど、すごく刺激的な職場でした。

ご存知の人もいると思いますが、この IBM は英語のコミュニケーション能力が普通に求められます。入社前の面接で「まあ大丈夫だと思います」と気軽に答えてしまったのですが、入社後にその客観的証拠( = TOIEC スコア)の提出が求められる世界です(苦笑)。こわいこわい。ひっさしぶりに(単語だけですが)英語の勉強もしました。

ともあれ、ここ数年の中でも指折りに忙しい1年でした。特に年の後半は週末も仕事で忙殺されることが多くなり、趣味であるスポーツの活動にも少し影響が出てしまいました。少し余裕ができたら運動の優先順位を戻すつもりです。



2 クラウドコミュニティ活動
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これは上記の転職前からの話ですが、仕事とは離れた立場でクラウド上でウェブサービスを作って運用しています。なので Bluemix とも直接は関係ない話です。

前職時代に仕事で縁があり IDC フロンティア様のクラウドを使っていました。で、これがまた使いやすくて、かつ個人利用者に優しい価格体系でした。その上、自分の作るウェブサービスの1つはネットワーク負荷にボトルネックがあるので、ネットワークのコストパフォーマンスを求めるようなものだったのですが、ここのクラウドはそこが非常に高かったので、業務ではない個人利用でも使わせていただくことにしました。

その縁もあって、今年は同社のクラウドコミュニティにも何度か参加させていただく機会を頂きました(そこでどさくさに紛れて Bluemix の宣伝をしたりしてましたw)。とても刺激的かつ生産的な活動だと感じています。

これは自分が以前から事あるごとに公言していることなのですが、「エンジニアはより社外に目を向けるべき」だと思っています。会社の従業員である以上、その会社の方針や関連製品は自分の意志とは違う方向に向くことになります。その方針に従って製品やサービスのスキルを磨くのは従業員としての役割であるとも思います。

ただそれとは別の話として「1人のエンジニアとしてのスキルは自分で責任を持って磨くべき」です。社内だけでなく、社外でも通用するエンジニアになるべきです。仕事の観点でも、お客様は社外の人である以上、社内の話だけに詳しくなって対等に話ができないようではだめでしょう。その思いがより強くなった1年でした。

自分の場合、IBM から離れて働く機会があったので、そういう視点も身につけることができました。この考え方は今の職場でも広げていこうと思っています。


3 マンホールマップ
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自分が個人で開発しているマンホールマップは6年目の運用に入りました。2015年は実は「今日のマンホール」機能の充実がけっこう大変でした。

同機能はその日に関係のあるなんらかのイベントや出来事、に由来するマンホール(ややこしい・・)を毎日 PC 版マンホールマップに表示する、という機能なのですが、今年はこの機能の充実に勤めました。もともとこの機能は存在していましたが、去年までは「本日のマンホール」が設定されていない日が大半でした。今年はなるべくなんらかのマンホールを設定しようと、地味にずっと色んな日の出来事を調べていました(笑)。 

その成果として、現在はほとんど全ての日に設定できました。とはいえ、まだ空きの日もあります。その日を由来とするイベントがあっても、関連するマンホールが(マンホールマップ上に)なければ設定できないのがなんとももどかしいです。残りの日については2016年の宿題にします。


この記事の続きです:
2015 マンホーラー実態調査

恒例となりましたが、2015 年にマンホールマップで最も人気のあったマンホール蓋をベスト10と、今年新たに投稿された中で最も人気のあった蓋の「新人賞」を公開します。

ちなみに「人気があった」という基準は、2015/Jan/01~2015/Dec/19 の間にPC版およびスマホ版のマンホールマップにおいて、単独ページでの通算アクセス数でソートした結果をランキングとしています。

なお、昨年の結果についてはこちらを参照ください:



2015 年新人賞

今年マンホールマップに投稿された蓋の中で、最も多くのアクセス数を記録したのはこの蓋画像でした:
市区町村投稿者画像
中華人民共和国内蒙古自治区42ER03


実はこのモンゴルの蓋は今年の12月に投稿されたもので、通算アクセスランキング的には非常に不利な条件だったにも関わらずに最も多いアクセス数を記録しました。なお、この蓋の人気は全体での総合ランキングでも11位でした。ということはこの1ヶ月間だけでものすごいアクセスを稼いだことになります。 42ER03 さま、おめでとうございます。


2015 年総合ランキングベスト10

では 2015 年アクセスランキングのトップ10を発表します。まずは10位から4位まで:

順位昨年順位市区町村投稿者画像
10-秋田県南秋田郡tainoshippo

↑秋田県八郎潟町の「北前船マンホール」です。いきなり何故これが人気あったのか分からない蓋が出てきました(苦笑)。これだからマンホールは奥が深い(マンホールだけに)。


順位昨年順位市区町村投稿者画像
82東京都三鷹市kakuyodo

↑第8位は同数で2つありました。1つ目は三鷹にある「ジブリ博物館マンホール」でした。ここは東京の中でも比較的交通の便があまり良くない所にあるのですが、マンホール蓋の人気はコンスタントに高いようです。

なお、昨年も同じことを言いましたが、なぜこのデザインがジブリに関係があるのか、私は1年経っても答を調べることができませんでした。登場キャラクターじゃないよね?


順位昨年順位市区町村投稿者画像
8-神奈川県鎌倉市EkikaraManhole

↑もう1つの8位は鎌倉市が鎌倉町だったころの「月&星」の町章デザインマンホールです。鎌倉市が生まれたのが昭和14年なので必然的にその前に設置されたことになり、歴史的文化価値のあるものであると推測されます。 

ただ、残念ながらマンホールマップ上で見ることのできるこの蓋は現在は新しい別の蓋に交換されていることがわかっています。その意味でも資料価値の高い、幻のマンホールです。


順位昨年順位市区町村投稿者画像
7-東京都台東区EkikaraManhole

↑7位は蔵前水の館に展示されている東京都のカラーマンホールでした。サクラ(ソメイヨシノ)とイチョウとユリカモメに色を塗ったらこんな毒々しいデザインになるとは・・・


順位昨年順位市区町村投稿者画像
6-茨城県つくば市kenitirokikuti

↑6位はこれもコンスタントに人気の高い、つくば市のスペースシャトル蓋でした。背景にはシンボルとも言える筑波山と、そして謎の星(!?)がデザインされています。なんというか、理系っぽい感じのデザインです。


順位昨年順位市区町村投稿者画像
57石川県河北郡内灘町keymoyaking

↑5位は現在のマンホールマップにおける最高「ナイスマンホ」数を誇る石川県河北郡内灘町のマンホールでした。昨年も7位でしたが、現在の登録数が5000を超えるマンホールマップにおいて、2年連続でトップ10に入るというだけで「コンスタントに人気がある蓋」といえるのではないでしょうか? 皆さんも「推し蓋へのナイスマンホ!」を積極的によろしくお願いします。


順位昨年順位市区町村投稿者画像
4-埼玉県川越市EkikaraManhole

↑4位は川越市の「時の鐘マンホール」でした。このデザイン自体は特別に目新しいわけではないのですが、「雨水吸込槽」と書かれたマニアックな蓋でした。


ではランキングトップ3の発表です。

第3位

順位昨年順位市区町村投稿者画像
38大分県豊後大野市ueda63682587

昨年8位だった豊後大野市の公式ゆるキャラ「ヘプタゴンちゃん」のカラーマンホールが今年はトップ3入を果たしました。 実はこの蓋も何故人気があるのか、私は全く理解できていません(苦笑)。

第2位

順位昨年順位市区町村投稿者画像
2-群馬県高崎市TMW_papa

↑ぐんまちゃんがサッカーをしている高崎市の排水蓋が2位でした。ぐんまちゃんはこのデザイン以外でも何種類かのマンホールのデザイン内で使われています。大活躍です。


さて、昨年は第一位を残した時点でメジャーな蓋が2~10位に出てしまっていたのですが、今年はここまでにあまり顔を出していません。昨年のベスト10蓋は3つしか出ていません。そんな中での1位、予想できますか??

では栄えある 2015 MVM(Most Variable Manhole) に輝いた今年のアクセス数第一位のマンホールは、今年も超大穴(マンホールだけに)のこれでしたっ!





























順位昨年順位市区町村投稿者画像
16北海道岩見沢市yanapong


昨年6位だった旧栗沢町のマスコット「リスのクリちゃん」マンホールが 2015 MVM となりました。 このマンホールデザインも栗沢町が岩見沢市と合併したこともあり、現在では新たに設置されることのない幻のマンホールとなっています。

このマンホールは特別にアクセスが集中した日があったわけではなく、1年間を通じてコンスタントなアクセスが記録されていました(昨年のアクセス数一位だった蓋にも同じ傾向がありました)。その地道な結果が年間アクセス数第一位に結びついた、と考えられます:
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ただ、実はこのマンホールの特徴として、マンホールマップのゲーム機能の1つである「スライドパズル」でのアクセス数が非常に多く、これが票を稼いでいた、という背景がありました。 

そして結果的にですが、yanapong 様は2年連続での 2015 MVM 受賞となりました。おめでとうございます!



最後になりましたが、マンホールの活動をしていて、昨年くらいから少しずつ一般への認知度が高まりつつあることを感じています。「マンホールの写真を集めてます」と言うと、「ああ、色んなデザインがあるんですよね」とか言われることが確実に多くなりました。テレビや雑誌で紹介される機会も増え、マンホーラーの仲間たちを始めとする地味~な啓蒙活動が着実に実を結びつつあると実感しています。 また昨日の記事でも紹介しましたが、海外から日本のマンホールが注目されつつあることも非常に嬉しいことです。実際、ものすごく Cool だと思ってますし、日本独自の文化として世界に誇れる内容だと感じてます。マンホールマップがその手助けの一因になっていけたら嬉しいです。

今後もより便利なサービスを目指していきます。来年以降も引き続きマンホールマップをよろしくお願いします。

昨年、一部の皆様の熱狂的支持を受けたマンホーラー実態調査、2015 年の今年もやります! 世界最大の位置情報付きマンホール画像サービス「マンホールマップ」の 2015 年分の利用実態を調べました。

以下のデータは Google Analytics を使った 2015/Jan/01 から 2015/Dec/19 までのアクセスデータを元に作成しています。信じられない人がいるかもしれませんが、かなりのビッグデータ解析です。


2015年 マンホールマップ利用概要

マンホールサミットとマンホールナイト、2つの大きなイベントとその直後にアクセス数のスパイクが見られます。ある意味で「想定通り」の利用結果になりました:
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なお、1回のセッションで平均 4.65 ページが参照されています。直帰率は 56.77% で、平均セッション時間は4分22秒。つまり「1回見に来た人は、その後4分22秒間滞在して、その間に4~5ページ見てくれる」ようなサイトになっています。ウェブサービスページとしてはなかなかの滞在時間と近隣ページへの誘導が実現できている方だと思っています。


利用者の傾向

グーグルのプロフィール予測に基づいたマンホールマップ利用者の推定年齢はこのようになりました:
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↑順位は昨年と変わっていません。意外と(?)若い層がマンホールマップを使っていると見るべきか、マンホールマップを使っている人は(グーグル的に)「若い!」と推測・分類されるような行動プロフィールなのか、その辺りは謎ですが、マンホールマップおよびマンホーラーの将来は明るいと言えます。

次に利用者の性別です:
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↑性別に関しても若干男性が多いままで、「合コンが成立するくらいの男女比」になっています。非常にバランスよく推移しています。ただし、出会いの場になっているかどうかは知りません。

既存ユーザーと新規ユーザーとのバランスもいい感じでした:
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↑既存ユーザー 41.3% に対して、新規ユーザーが 58.7% 。この差は昨年よりも開きました。新しいユーザーの開拓にも成功し続けていることが分かります。

最後に利用者の趣味・興味分野を見てみましょう:
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↑これは先程の推定年齢にも関係しているかもしれませんが、マンホールマップ利用者の趣味・興味分野が比較的アクティブなものになっています。それもあって、実年齢はともかく若いと判断される人の趣味になっているのかもしれません。加えて、マンホーラーの IT 率は相変わらず高いようです。


利用者の国、言語

マンホールマップのアクセスログに残されたユーザーエージェント情報を元に、この一年間でどのような国から利用されているのかを図示しました。1回でもアクセスが記録されていた国には青っぽい色が付けられています:
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主要国はほぼ含まれているといっても過言ではありません!

実は日本を含めて65ヶ国からのアクセスが記録されていました。国別アクセス数では日本がダントツですが、では2位以下はどのようになっていたのでしょうか?

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↑2位はアメリカ(昨年7位)でした。3位は(おそらくクローラーボットなど、ヘッダ情報のないアクセスだったため)国名が取得できないアクセスだったので無視します。昨年2位のロシアは実質3位でした。 なんというか、世界中から参照されていることを実感します。

ということはマンホールマップの国際対応を意識する必要が出てきます。マンホールマップはリリース当初から英語対応されていますが、更なる国際化を急ぐ必要があるのでしょうか? ではどの言語に対応すべきか、という問題をアクセスログに残された言語設定から見てみると、こんな結果になりました。ロケールの設定方法が統一されていないので少し見にくいかもしれませんが、生データだとこんな感じです:

1ja-jp日本・日本語
2ja日本語
3en-us米国・英語
4(取得不可) 
5en英語
6pt-brブラジル・ポルトガル語
7zh-tw台湾・中国語
8ruロシア語
9zh-cn中国・中国語
10cCロケール(英語)
11en-gb英国・英語
12esスペイン語
13de-deドイツ・ドイツ語
14en-au豪・英語
15es-esスペイン・スペイン語
16frフランス語
17fr-frフランス語
18it-itイタリア・イタリア語
19ko-kr韓国・韓国語
20sv-seスウェーデン・スウェーデン語


↑1位と2位は日本語、3位と5位は対応済みの(米)英語、4位は取得できないものだったので無視します。 残りの順位を見ると次はポルトガル語、中国語、ロシア語対応が必要なのでしょうか? ヤバい、知らない言語ばかりだ・・・


日本国内の市区町村別アクセスランキング

次は日本国内の市区町村別アクセスランキングです:

1大阪市
2港区
3新宿区
4横浜市
5名古屋市
6京都市
7(東京都)中央区
8札幌市
9千代田区
10千葉市
11渋谷区
12さいたま市
13(取得不可)
14福岡市
15世田谷区
16川崎市
17神戸市
18新潟市
19加古川市
20相模原市


なんと1位は昨年はベスト10圏外だった大阪市! 関西マンホールサミットの影響なのでしょうか?今回のデータで、これが個人的に一番驚きました。

なお上記表では20位まで載せていますが、21位は私の家がある船橋市でした。家からも結構見ていたつもりだったのですが、20位にも入ってなかったとは・・・ マンホーラーが東京周辺に集中する傾向が少しずつ崩れて、全国的に広まりつつある感触を感じます。


利用環境

次にマンホーラーの利用環境です。まずはブラウザから。実質的に上位6つまでが順位といえる結果でした:

1Chrome30.08%
2Internet Explorer28.01%
3Safari16.08%
4Firefox8.49%
5モバイルSafari7.55%
6モバイルChrome7.14%
7(不明)0.90%
8Opera0.87%
9Edge0.55%
10Amazon Silk0.06%


1位は推奨環境でもある Chrome でした。昨年は(非推奨環境の)Internet Explorer が1位だったのですが、地道な啓蒙活動が実りつつあるとポジティブに解釈させていただきます。とはいえまだ2位。あと Edge も9位に顔を表しています。10位のは知らないな・・・

そして OS 別だとこんな感じです。実質は上4つが順位で、5位以下は1%未満です:

1Windows49.26%
2iOS21.39%
3Android17.61%
4Macintosh9.75%
5(不明)0.96%
6Linux0.90%
7Nintendo Wii0.04%
8Chrome OS0.02%
9NTT DoCoMo0.02%
10BlackBerry0.01%


ある意味想像通りで、上位4つは昨年と変わっていません。ただ Linux デスクトップからのアクセスが思っていたよりも少なかった印象です。あとは Wii やドコモのガラケーから使っている人もいるんですね。ちゃんと見れてるのかな・・・

※BlackBerry のアクセスログはたぶん自分です


まとめ

以上の内容から、2015 年のマンホーラーの実態はこのようなものであったと推測されます:

・相変わらず女性に人気があり、新規ユーザーも増え続けている
・「若いですねぇ」とか「そんな歳に見えませんよぉ」と言われているような人がマンホーラー
・マンホーラーは世界中にいるし、日本国内でも東京一極集中から分散しつつある
・マグロが止まったら死ぬように、InternetExplorer を使ってないと死ぬ人がいる



さて、次回のブログでは 2015 年のマンホール蓋別年間アクセスランキングを発表します! 2015 MVM(Most Variable Manhole) に選ばれるのはあの人気蓋なのか!?それとも昨年のような伏兵が現れるのか!? そして期待の新人賞の行方は!!??  お楽しみに!


(追記 2015/Dec/22)
続きはこちら


IBM Bluemix を使ったアプリケーション開発コンテスト Bluemix Challenge 2015 一般部門の審査が(ほぼ)終わりました。

審査について詳しくは話せませんが、今年も多くの作品を応募していただきました。チャレンジしていただいた皆様、本当にありがとうございます。

私も審査の一部に携わらせていただきました。審査なので、我々の用意した基準を元に各作品に点数をつけていったのですが、多くのオリジナルアイデアが実際に形になっているのを目の当たりにして、点数を付けることに罪悪感を感じてしまうほどでした(まあ、点数付けましたけどw)。その多くは「これは Bluemix のサービスを使わないと作れないだろう」とか「これは Bluemix じゃないと作るの大変だろうな」と感じるほど、Bluemix の提供するサービスや API、外部 API をふんだんに取り入れて開発していただいたものでした。

中には我々が全く想定していない API の使い方をしているようなものもあって、自分の脳がいかに凝り固まっているのかを感じる瞬間もありました。本当に審査していて楽しく、そして嬉しさを感じることができました。改めて応募いただいた皆様に感謝申し上げます。


審査結果および各賞は、学生部門の結果とあわせて9月2日(水)にベルサール渋谷ファーストで行われるイベント: SoftLayer x Bluemix サミット 2015 の、基調講演の中(!)で発表させていただく予定です。お楽しみに!
sl


なお、上記で「審査は(ほぼ)終わった」という書き方をしたのですが、これには意味があります。実はこのコンテスト一般部門には IBM 社員も多く応募していました。公平性から一般審査の対象からは除外したのですが、それなりに応募数が多く、埋もれさせるにはあまりにもったいなかったので、IBM 社員限定での裏コンテストを開催しています(苦笑)。普段の業務で関わったことのない若い同僚たちがこの自社サービスに興味を持って自らアプリを作って開発して競いの場に出てくる、、手前味噌ですが、これはいい環境だなあ、と感じました。 こちらの審査は現時点ではまだ完了していませんが、優秀作品は何らかの形で公開させて頂く予定です。

では SoftLayer x Bluemix サミット 2015 をお楽しみに! そして学生部門は引き続き募集中なので、奮ってのご参加お待ちしています。


昨年に引き続き、今年も IBM Bluemix を使ったアプリケーション開発コンテスト「IBM Bluemix Challenge 2015」の開催が発表されました:
IBM Bluemix Challenge 2015

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詳細は後日紹介予定ですが、5月19日に開催されるイベント IBM XCITE Spring 2015 の中で正式に発表される予定です。今回は学生のみが参加できる「学生部門」と、それ以外(学生が参加しても可)の「一般部門」に分けて審査される予定です。昨年の開催と比べると利用できる API も増え、人工知能やビッグデータ解析系の API が充実しました。これまでは「未来」と考えていたような機能もすぐに使えるようになりました。 未来のアイデアを形にできるような環境が提供されます。

IBM XCITE での正式発表を待って登録も始まりますが、今のうちに「どんなアプリを作るか?」のアイデアは準備しておけると思います。皆様の参加をお待ちしております。


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