携帯キャリア契約をなくして MVNO のデータ通信一本でいく、と考えながら(その予行演習のつもりで)11月の1ヶ月を過ごしてきましたが、結論としては MNP でメイン回線をソフトバンクから au に変更することにしました。

まず最初に、もともとの野望であった MVNO データ通信回線だけでいく、というプランそのものは間違いではなかったと思っています。通話は IP 電話、SMS は SIM のオプションかまたは LINE  で代用、この考え方自体はリーズナブルだし、いずれこの流れになっていくと今でも思っています。

が、何よりも想定外だったのはデータ通信の品質そのものが悪すぎた、ということ。MVNO はドコモの回線を使っているわけですが、「噂には聞いていたけど、ドコモ LTE 回線がここまで酷いとは・・・ (--; 」って感じ。事実上「LTE をオフにするのが正解」と考えざるを得ないほど不安定だったと思っています。かといって 3G 通信になっても、どう考えてもソフトバンクよりも遅くて・・・ まあ自分の生活範囲内だけでの判断結果ですが、こういうのってキャリア毎の契約を持ってないと比較できないから、1キャリア契約だと分からないんだろうなあ・・・と感じました。まあ MVNO 回線の品質 = ドコモの回線品質、とはいえないのかもしれませんが、ちょっとドコモに対する見方が変わった1ヶ月でした。

結局、この MVNO 品質の問題もあり、パケット通信前提の IP 電話は気が付くと接続エラーになっていたり、切断した回線がアンテナを探し回ることによる電力消費が想定していた以上だったことで電池が持たなかったり、という副作用も出てきました。 まあデータ通信契約だけでも理論上はいけるけど、それを現状の MVNO 回線の品質に頼るには無理があった、という結論になりました。残念ですが、今後もう少し通信品質が向上した頃に改めて検討することにします。ドコモさん、期待してます。


そして、11月までメイン回線で使っていたソフトバンク(3G)を12月 MNP で au(LTE) に切り替えました。ちょうど更新月であったこと、MNP による各種メリットを受けられること、スマートバリューの条件を満たしていること、更に不人気機種(苦笑)の iPhone5C がいい条件で売られている一方、iPhone5C でも au のプラチナバンドを使えることなどから総合的に判断しました。
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もともと MVNO で月2GB上限の契約をするつもりだったので、au LTE の月7GB上限(超えた場合は 128kbps)は充分すぎる条件です。

さて充電ケーブル買ってこよっと。