毎年恒例のマンホールマップ年間アクセスランキングを発表します。 2024 年にマンホールマップでもっとも人気のあったマンホール蓋をベスト10形式で紹介します。 また今年新たに投稿された蓋の中で最も人気があった「新人賞」と、 今年最も多くの蓋画像を投稿いただいた方「最多投稿賞」を紹介します。

集計のルールとしては 2023/12/21 から 2024/12/20 までの集計期間における、 PC およびスマホのブラウザから単独ページとしてのアクセス数を集計しています。 ページビューとしての集計なので、例えば同じページの画面をリロードした場合は1回とだけカウントされます。

なお、過去10回の結果はこちらを参照ください:
2014 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2015 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2016 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2017 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2018 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2019 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2020 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2021 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2022 マンホールマップ年間アクセス数ランキング
2023 マンホールマップ年間アクセス数ランキング


2024 年の大きな変化
恒例の発表に移る前に1つお伝えしておくことがあります。 2024 年もいろいろなニュースがありましたが、マンホールマップ的には昨年の「ツイッター消滅 && X へ移行」の影響がどうなるか心配な年でもありました。

結果的に今年は(良くも悪くも) X 側の変更の影響を受けることは少なく、昨年同様の状態で運用することができました。ユーザーの X アイコンが表示されない機能、これは本当にどうにかしたいと思いつつも無料版での API ではできないままです。 なんとかならんのだろうか・・・とは期待せずに、今後もマンホールマップの運用を続けていこうと思っています。

では今年の各賞を発表します。


2024 最多投稿賞

2024 年は集計期間中に 526 枚ものマンホール画像が投稿されました。昨年比で約 25% アップです。 今年も多くの皆様からの投稿によってマンホールマップは成長し続けることができました。改めて投稿に協力いただいた皆様、ありがとうございました。

そして今年マンホールマップに最も多くの画像を投稿いただいたユーザーに与えられる賞、それが最多投稿賞です。 今年もコンスタントに投稿いただいた 42ER03 様が最多投稿でした(4年連続7回目)。 今年も感謝の限りでございます。 m(__)m

なお2位は carz82902686 様(2年連続)、 3位は私 dotnsf でした(2年連続)。上位陣が昨年と変わらなかったのはこの集計を取るようになってからはで初めてです。


2023 新人賞&総合ランキングベスト10

いよいよ 2023 年マンホールマップ年間アクセス数ランキングを発表する時がやってまいりました。 総合ランキング1位となる MVM(Most Variable Manhole) の座はどの蓋に!?


まずは新人賞です。今年投稿された中で最もアクセス数の多かった蓋を紹介します。こちらです:

市区町村投稿者画像
千葉県柏市 dotnsf


柏レイソルの本拠地・三協フロンテア柏スタジアム近くに設置された『ベルサイユのばら』のデザインマンホールが今年投稿された蓋の中では最も多いアクセスを記録していました。 この蓋、実は今年の11月に投稿されているのですが、そんな不利な条件にも関わらず多くのアクセスを集めた、ということになります。さすが『ベルばら』・・

投稿者は私(dotnsf)でした。何気に新人賞は初受賞のような気がしています。



では改めて 2024 年のランキングを発表します。まずは 10 ~ 4 位です。

が、例年通り10位付近は大激戦で、今年は9位が2つの蓋が同数でした(次点はわずか1アクセス差!)。 その大混戦から抜け出して滑り込んだ第9位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
9 - 群馬県伊勢崎市 minamu450


世界遺産でもある「富岡製紙工場」の構成資産の1つとして登録されている「田島弥平旧宅」の PR キャラクター 『くわまる』が描かれたデザイン蓋が9位となりました。 投稿者はminamu450様です。


同アクセス数で並んだもう一つの第9位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
9 - 東京都千代田区 dotnsf


東京都千代田区で見つけた旧『営団地下鉄』(現『東京メトロ』)のマークが残る地味蓋です。 正式には『帝都高速度交通営団』というらしいのですが、この辺りは付け焼刃の知識で話さない方がよさそうな気がするので(苦笑)、あまり触れないことにします。 こんな地味な蓋にアクセスが集中することがあるのがマンホールマップです。 投稿者はです。


まだまだ混戦の中での第8位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
8 - 広島県東広島市 morimo_t


広島県東広島市の地味な蓋が第8位でした。 こういってはアレですが、蓋よりもホーロー看板の方に目が行ってしまいそうな写真ではあります・・・ 投稿者はmorimo_t様です。


第7位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
7 - 山梨県笛吹市 sinhto_


山梨県笛吹市の消火栓蓋、ただそれだけのように見えるこの蓋が第7位でした。 特に解説が含まれているわけでもなく、コメンテーター泣かせのようなことが度々起きるのがこのマンホールマップ年間アクセスランキングですが、 それに近いことが起こっているように感じます。なんでこの蓋が・・・ 投稿者はsinhto_様です。私が個人的に存じ上げない人だと思う・・・


第6位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
6 - 青森県三戸郡五戸町 tainoshippo


(おそらく)馬の親子が描かれた、この青森県三戸郡五戸町の蓋が6位となりました。 マンホールマップが生まれて間もない 2011 年に登録されたこのカラー蓋が初めて年間トップ10入りを果たしました。 投稿者はtainoshippo様(tainoshippo08 様)です。


第5位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
5 - 大阪府吹田市 TMW_papa


色んな意味で珍しい、大阪府吹田市にある耐震性貯水槽のカラー親子蓋が第5位でした。 投稿者はTMW_papaです。


第4位!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
4 - 岐阜県大垣市 SatoMachiya


旧・上石津町時代に設置されたと思われる、牧田川で泳ぐアユのデザインが施された蓋が今年の第4位でした。 投稿者はSatoMachiya様です。





例年だと人気蓋を投稿する人に偏りが生じることが多いのですが、今年は4位まで全て異なる投稿者によるものでした。この現象はどこまで続くのか??



ここからはトップ3の発表です。第3位!!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
3 - 京都府亀岡市 minamu4545



京都府亀山市、京都サンガらしきユニフォームを着た亀山市環境マスコット『かめまる』くんがリフティングをしているカラーデザイン蓋が今年の第3位となりました。 投稿者はminamu4545様(第9位で紹介した minamu450 様と同一人物)です。


第2位!!!

順位昨年順位市区町村投稿者画像
2 - 東京都千代田区 iamokura_2




珍しくなそうで、言われてみるとあまり見た記憶がない、平行四辺形柄の蓋(都章入り)。これが今年の第2位となりました。 投稿は若きマンホーラー iamokura_2 さん。お元気でしょうか?

さて 2024 年の MVM はどの蓋に?  注目の第1位!!!!
























順位昨年順位市区町村投稿者画像
1 3 東京都台東区 minamu450


いかにも外国人観光客向けというか、観光都市浅草の浅草駅すぐ近くの墨田川べりにある歌舞伎のデザインマンホールが今年の MVM(Most Variable Manhole) となりました。 この蓋、昨年は第3位で、新人賞でもあった蓋です。日本のインバウンド需要を象徴するかのようなこの蓋が最も人気のあった蓋、ということになります。

投稿者である minamu450 さんはこれで3年連続 MVM タイトルホルダーとなりました。人気蓋をかぎ分ける鋭い嗅覚をお持ちなのだと思います。 あらためておめでとうございます!!


ちなみに昨年まで猛烈な勢いでアクセスランキングを席巻していた「ポケふた」、今年はランキングに入ることはありませんでした。 もうね、こういうのがマンホールマップのよく分からないところで、データサイエンス泣かせではあります。。


さて来年のマンホールマップランキングはどうなるのでしょう?X はおとなしく今のまま使わせてくれるのか?

では巳年となる 2025 年も引き続きマンホールマップをよろしくおねがいします。

(↓ これも minamu4545 様投稿蓋です。今年はポケふたがランクインしなかったこともありますが、イワークが「いわへびポケモン」であることをさっき知りました)