Windows 環境向けの Raspberry Pi エミュレータ(Raspbian エミュレータと呼ぶべき?)を使ってみました。

準備は簡単。パッケージが用意されているので、最新ファイルをダウンロードして展開するだけです:
https://sourceforge.net/projects/rpiqemuwindows/


最新ファイル(2016/Jul/18 時点では qemu.zip)をダウンロード&展開できたら、実行は run.bat ファイルを実行するだけです(QEMU上で動く、ってことだと思う):
2016071801


これだけでラズパイの起動が開始します。CPU は1つだけなんですね。ちなみにこの画面をアクティブにするとマウスコントロールが奪われてしまうので、他のウィンドウを操作する場合は Ctrl+ALT でマウス制御を戻してください:
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そしてしばらく待つと(ラズパイを触ったことがある人ならお馴染みの)初期設定画面が起動します:
2016071803


上記メニューの update を選んでシステムのアップデートを行うと自動的にテキスト端末画面に戻ります。ここで普通にコマンドを実行しての利用もできますが、ここで "startx" と入力すると X Window のデスクトップを起動することができます:
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こんな感じ。Scratch も使えそうです:
2016071802



ラズパイに興味あるけど、まだ持ってなくて、試しに操作を体験してみたい、という人向け・・・かな? OS イメージを SD カードに書き込んで・・・とか、余計な意識なしにとりあえず動く環境が使えるので、気分は味わえると思います。