Java のコードからブラウザを起動できることを知りました。
環境依存とかで面倒そう、、と思っていたのですが、AWT の Desktop クラスを使うことで比較的簡単に実現できちゃいました:
import java.awt.Desktop;
import java.net.URI;

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String uriString = "http://manholemap.juge.me/"; // 開くURL
Desktop desktop = Desktop.getDesktop();
try{
  URI uri = new URI( uriString );
  desktop.browse( uri );
}catch( Exception e ){
  e.printStackTrace();
}

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これだけで指定した URL のページ(この例だとマンホールマップ)がデフォルトブラウザで開きます。

これがどんな時に便利かというと、一般的な Web アプリケーションの中で(サーブレットや JSP で)Java を使う時は HttpServletRequest/HttpServletResponse クラスなどから UI 部分との連携ができるのですが、スタンドアロン Java プログラムや、IBM Notes などのスタンドアロンアプリケーションから Java を使おうとすると、コードは実行できても UI 部分との連携がしにくくて、「実行結果をどうやって見せるか」の問題があるのでした。Java コンソールに出力するくらいはできても、それを見てもらうのも至難の技だし、そもそも見栄えも悪い。

その点、ブラウザを起動できてしまえば、パラメータに実行結果を含めちゃったりすることで実行結果を渡す方法もあるし、見栄えも HTML/CSS で自由度高く作れるしで、重宝します。

なお、java.awt.Desktop クラスはこれ以外でもファイルを関連付けられたアプリで開く open メソッドや、印刷する print メソッドなど、デスクトップ関連の便利なメソッドが用意されています。ノーツ系の皆さんは覚えておくと便利かも(とっくに知ってたらごめんなさい):
Desktop(Java Platform 7)