CentOS などの Linux/UNIX 環境で top コマンドを使ってプロセスの様子を確認することは珍しくないと思いますが、その機能拡張版である htop コマンドを使ってみました。普通の(?)top コマンドではわからない情報も表示してくれて便利です。Mac 環境でも使えます。
RedHat/CentOS 系 OS であれば、導入は yum コマンドで一発ですが、EPEL リポジトリを有効にする必要があります。未導入の場合は最初に EPEL を導入しておきます。以下は CentOS 6 の場合のコマンド例です:
リポジトリの導入ができていれば、次のコマンドで htop のインストールもできます:
シェルから "htop" で実行します:
こんな感じで起動します。テキストモードですが、画面は色分けされ、top と比べて見やすく表示されています。画面上部に CPU やメモリの様子がテキストグラフィックで表示されていて、これはこれでわかりやすくなっています:
実はこの画面内ではカーソルキーが有効になっていて、カーソルキーの上下で特定のプロセスに移動し、F7/F8 でプロセスの優先度を変えたり、F9 で Kill したり、、といった操作もできます:
F1 キーを押すとショートカットキーコマンドの一覧が表示されます:
F5(t) でツリービューにして、+/- で展開/格納したり、といった表示も可能になるようです。試してみるとこんな感じ。カーソルがある行の情報だけが格納されています:
F3 キーでプロセスの検索もできます。この図では "/sbin/rsys" まで検索して、カーソル行が rsyslogd のプロセスに移動している様子です:
特定のユーザーのプロセスだけを表示する、といった操作も可能です。まず u キーを押して、ユーザーの一覧から目的のユーザーを選んで Enter 、です:
インストールも簡単だし、シェル環境では入れておいて損のない、便利なツールだと思ってます。
RedHat/CentOS 系 OS であれば、導入は yum コマンドで一発ですが、EPEL リポジトリを有効にする必要があります。未導入の場合は最初に EPEL を導入しておきます。以下は CentOS 6 の場合のコマンド例です:
# rpm -ivh http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm (64bit 環境の場合) # rpm -ivh http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/i386/epel-release-6-8.noarch.rpm (32bit 環境の場合)
リポジトリの導入ができていれば、次のコマンドで htop のインストールもできます:
# yum install htop
シェルから "htop" で実行します:
# htop
こんな感じで起動します。テキストモードですが、画面は色分けされ、top と比べて見やすく表示されています。画面上部に CPU やメモリの様子がテキストグラフィックで表示されていて、これはこれでわかりやすくなっています:
実はこの画面内ではカーソルキーが有効になっていて、カーソルキーの上下で特定のプロセスに移動し、F7/F8 でプロセスの優先度を変えたり、F9 で Kill したり、、といった操作もできます:
F1 キーを押すとショートカットキーコマンドの一覧が表示されます:
F5(t) でツリービューにして、+/- で展開/格納したり、といった表示も可能になるようです。試してみるとこんな感じ。カーソルがある行の情報だけが格納されています:
F3 キーでプロセスの検索もできます。この図では "/sbin/rsys" まで検索して、カーソル行が rsyslogd のプロセスに移動している様子です:
特定のユーザーのプロセスだけを表示する、といった操作も可能です。まず u キーを押して、ユーザーの一覧から目的のユーザーを選んで Enter 、です:
インストールも簡単だし、シェル環境では入れておいて損のない、便利なツールだと思ってます。
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