CentOS にデフォルトで導入される PHP は 5.3 系です:
# php -v
PHP 5.3.3 (cli) (built: Oct 30 2014 20:12:53)
Copyright (c) 1997-2010 The PHP Group
Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2010 Zend Technologies

場合によってはこのバージョンでは不都合が生じ、もっと新しい 5.4 や 5.5 が必要になることがあります。その場合の導入方法を紹介します。

まずは必要な yum レポジトリを追加します(CentOS6 64bit の例)。これによって標準状態では探せなかった PHP5.4 や PHP5.5 を探すことができるようになります:
# rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
# rpm -Uvh http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/6/x86_64/ius-release-1.0-11.ius.el6.noarch.rpm
# rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
次にインストール済みの PHP 5.3 パッケージを削除します:
# yum erase php*

そして新しい PHP のモジュールをインストールします。PHP 5.4 であればこんな感じ(この例では PHP 本体に加えて、他バイト言語用拡張と MySQL 用拡張を追加しています。必要なものを適宜同様に加えてください):
# yum install php54 php54-mbstring php54-mysql

PHP 5.5 ではこのようになります:
# yum install php55 php55-mbstring php55-mysql

最初にリポジトリを追加してしまえば簡単ですね。