まだプログラマーですが何か?

プログラマーネタとアスリートネタ中心。たまに作成したウェブサービス関連の話も http://twitter.com/dotnsf

タグ:twitter

久しぶりに Twitter API キーやアクセストークンを新規に取得しようとしたら、それまで知っていた手順と違っていたので、改めて書き残しておきます。

まず以下のサイトへ行きます。ログインしていない場合は右上に "Sign in" というリンクが表示されるので、そこからログインします:
Twitter Application Management


Twitter Application Management サイトにログインすると、自分が過去に作った Twitter アプリの一覧が表示されます(まだ作ったことがない場合は何も表示されないはずです)。新たに API キーを取得するには新しいアプリを1つ定義します。画面右上の "Create New App" と書かれたボタンをクリックします:
2015111101


新規に作成するアプリケーションの概要を入力します。このうち "Name" はアプリケーションの名称ですが、全半角スペースを含むことができません。また、既に誰かが使っている名称を使うこともできません。1語の単語の形でユニークな名称を指定してください。"Description" はアプリケーションの説明文ですが、空にはできません。"WebSite" はアプリケーションのウェブサイト URL でこれも必須ですが、Streaming API などウェブサイトの存在しないアプリを作る場合もあると思います。ここは http://127.0.0.1 で始まるような名前を指定しても動作には支障なさそうでした。Callback URL は OAuth のコールバック先ですが、必須ではありません:
2015111102


全て入力したら下にスクロールして、Developer Agreement を確認し、内容に同意できる場合は "Yes, I agree" にチェックを入れて、最後に "Create you Twitter application" ボタンをクリックします:
2015111103


指定したアプリケーションの API キーが作成されます。API キーを確認するには、"Keys and Access Tokens" タブを開くと、その中に API Key や API Secret などが表示されているはずです:
2015111104


一方、アクセストークンはこの段階ではまだ作成されていないはずです。アクセストークンが必要な場合はこのページを下にスクロールして、まだ作成されていないことを確認した上で "Create my access token" ボタンをクリックします:
2015111101


処理が成功すると同ページの内容が書き換わり、アクセストークンとアクセストークンシークレットが確認できるようになります:
2015111102



以前の方法だと、最初は https://dev.twitter.com/ からスタートしたような記憶があるんだけど、今はそこからだと API Key 取得ページへのリンクが見当たらないんだよな、、変わったのかな?


IBM Bluemix から提供されている各種 API の中に Insights for Twitter サービスがあります:
2015102901


Twitter のつぶやきデータに、IBM が付与した感情やユーザーの推定属性をデータベース化して、検索 API として提供しているものです。(Twitter 社が提供している)標準 API ではできないような検索絞り込みが出来たり、標準 API では制限されているような、時間あたり API 利用回数制約もなく使える、という特徴があります。

この Insights for Twitter API には2つの価格プランがあります:
2015102902


1つは Free プランで、もう1つは Entry プランです。上の図を見ると、Free プランは無料で月に500万件までのツイートを取得可能、Entry プランは月額21万円で月に100万件のツイートを取得可能、と書かれているように見えます。。

「え? 逆じゃないの??」

と思うかもしれませんが、実は正しいのです。この価格について、もう少しきちんと説明します。

実はこの2つのプランは取得できるデータに違いがあります。Free プランで取得できるデータ源は decahose と呼ばれているもので、ツイートデータ全体の約10分の1が母集団になっています(つまり、検索データベースの中に含まれていないツイートも多い)。標準の Twitter API を一般の開発者が使う場合もこの decahose を対象にツイートデータを取得できる、というものです。一方 Entry プランで取得できるデータ源は firehose と呼ばれる全ツイートデータです。標準 Twitter API を使う一般の開発者がアクセスできるものではなく、限られた環境下でのみ提供されているものです。Bluemix の Insights for Twitter API の Entry プランを申し込んでいただいた場合は、そこにアクセスできるようになる、ということになります:

Free プラン比較Entry プラン
無料料金月額21万円
500万1ヶ月間に取得できるレコード量100万
decahose
全ツイートの10分の1
データ源firehose
全ツイート


Free プランで取得できるデータは、オリジナルの Twitter API で取得できるデータと比べてデータ源は変わりません。ただ IBM のインサイト情報が付与されており、感情やユーザー属性を指定した便利な検索が可能になっています。
一方、Entry プランを使うと便利な検索機能に加え、一般の開発者権限ではアクセスすることのできない firehose にアクセスすることができる(より実態に近いデータを集めることができる)、という点が大きな違いと言えます。


・・・って、軽く書いちゃったけど、firehose にアクセスできる環境が入手できるって凄いことだよね。しかも体験期間中であれば無料ってこと? (O.O ;


IBM Bluemix から提供されている各種サービスについて、開発者視点から実際の使い方を紹介してみようと思います。

ここで紹介するサンプルを開発する時に使う言語は迷いましたが、PHP を使うことにします。
最初にお断りしておくと、IBM Bluemix の API サービスは REST で提供されているものがほとんどで、原則的には(Get や Post などの HTTP アクセスが記述できれば)どの言語でも実現できます。ただ PHP だと(Java でいうところの JAR ファイルとか)拡張ライブラリなどが不要で素のまま HTTP アクセスが使えるということと、取得した結果の JSON テキストも素の PHP のままでデコードして使えるということと、実際にプログラミングとして記述した時に非常にシンプルに書ける、というメリットがあります。 といった観点で PHP を使って紹介しますが、(HTTP アクセスして、結果を取得して、JSON をデコードして、、という)同様の処理を実装すれば他の言語にも応用できるはずです。参考程度ですが、自分が業務用のデモを作る時はほぼ Java で書いてます。


記念すべき第一回目のテーマは IBM Insights for Twitter サービスにします:
https://www.ng.bluemix.net/docs/#services/Twitter/index.html#twitter

IBM が Twitter 社との提携によって decahose と呼ばれるツイート情報を提供されるようになりました。そのツイート情報に IBM のインサイトを加えてデータベース化した上で検索 API を提供しているのが、このサービスです。

このサービスを実際に使って動くデモアプリがこちらに用意されています:
https://cdetestapp.mybluemix.net/
2015060201


テキストフィールドに検索キーワードを入れて "Twitter Search" ボタンをクリックすると、そのキーワードで Twitter の検索(正確には Twitter から提供された情報を元に作られた IBM のデータベース内の検索)結果が表示されます。この例では "IBM" という検索キーワードに対して 333957 件ヒットし、その一部が画面に表示されています。ぶっちゃけ、ここまでは普通の Twitter API でもできることです:
2015060202


次に検索キーワードに "IBM sentiment:positive" と入力してみます。これは「IBM というキーワードを含み、かつ内容がポジティブなもの」を検索しています。結果として 53199 件見つかり、その一部が表示されています:
2015060203


この「内容がポジティブなもの」という検索方法に注目してください。少なくとも Twitter の標準 API ではこのような検索はできません。

IBM が Twitter からツイートの情報を提供されていることは上記で述べましたが、IBM はその内容を自分達のデータベースとして保存する際にストリーミング処理を施し、ツイートの内容やツイートの作者の情報に基づいた情報を独自に付加してデータベース化しています。その付加情報の中に内容のネガ・ポジ情報も含まれているため、このような検索が可能になっています。同様にして「IBM というキーワードを含み、かつ内容がネガティブなもの」という検索("IBM sentiment:negative")も可能です:
2015060204


ネガ・ポジ以外の付加情報も検索キーとして使えます。例えばこの例では「IBM というキーワードを含み、かつ内容がネガティブで、かつ子供がいる人からツイート」という検索("IBM sentiment:negative has:children")をして、その結果を表示しています。なんとなく推測できたかもしれませんが、スペースを付けて複数の条件を指定するとアンド検索になります:
2015060205


なお、検索はここのツイート情報まで表示させることもできますが、単にヒット数だけを調べることもできます。"Twitter Search" ボタンではなく "Twitter Count" ボタンで検索すると、個々のツイート情報は取得せず、数だけを調べることができます。当然ですがこちらの方が軽く動作します:
2015060206



以上、ざっくりとして紹介でしたがなんとなく使い道がわかったでしょうか? 繰り返しますが、IBM Insights for Twitter サービスはこのデモサイトのことではなく、あくまで「このデモサイトの実装に使われている APIです。極端な言い方をすれば、皆さんがこのデモサイトと同じようなサービスを作ることも可能な、そんな REST API が IBM Insights for Twitter サービスです。なお、この API サービスの関数リファレンスについてはこちらを参照ください。ま、要は「一定のルールで書かれた検索文字列を渡せば、その結果を JSON で返してくれる」というウェブ API です:
https://cdeservice.mybluemix.net/rest-api/#!/ibm_twitter_insights


では、実際にこのサービスを PHP から使って、プログラムを作ってみましょう! IBM Bluemix にログインし、(PHP でもそれ以外でもいいのですが)ランタイムを1つ作成します。ここまでの手順がよく分からない場合はこのエントリ等を参考にしてください:
http://dotnsf.blog.jp/archives/1000961115.html

この例では "dotnsf-twitter" という名前の PHP ランタイムを1つ作成しています。ここで「サービスまたは API の追加」をクリックします:
2015060207


サービスの一覧が表示されます。非常に多くのサービスが並んでいますが、「ビッグデータ」カテゴリ内に今回の目的である "Insights for Twitter" サービスが見つかります。これをクリックします:
2015060208



サービス内容を確認します(無料利用の条件などが書かれています)。そして「作成」ボタンをクリックすると、PHP ランタイムにこのサービスを追加します。更に再ステージングについて問われたら「再ステージ」を選択:
2015060209


これで PHP ランタイムに IBM Insights for Twitter サービスがバインドされました。これで API を利用するための情報が確認できます。API 利用情報を確認するには Insights for Twitter サービスアイコンの「資格情報の表示」と書かれた部分をクリックします:
2015060210

 
このような情報が出力されます:
2015060211

 
このような JSON フォーマットのテキストが書かれているはずです。ここに API を実行するために不可欠な情報(特に赤字部分)が書かれています。なお username と password はこの API を実行する際に指定するユーザー名とパスワードで、実際にはランダムに生成された文字列になっています:
{
  "twitterinsights": [
    {
      "name": "Insights for Twitter-8p",
      "label": "twitterinsights",
      "plan": "Free",
      "credentials": {
        "port": "433",
        "username": "(username)",
        "host": "cdeservice.mybluemix.net",
        "password": "(password)",
        "url": "https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net"
      }
    }
  ]
}

この url の情報と、上記の API リファレンスを組み合わせると API が実行できます。例えば上記デモサイトでも行った「"IBM" というキーワードでツイートを検索」を API で問い合わせる場合を調べてみます。

リファレンスによると "/v1/messages/search" という関数が目的の検索機能であり、ここに "q=IBM" といった具合でパラメータを付与して GET メソッドで実行すればいい、ということが書かれています:
2015060212


これに上記 JSON に書かれたホスト名とユーザー名、パスワードを使って、試しにブラウザでアクセスしてみます。url 値は "https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net" でした。API は /api パス以下にあるので、ウェブブラウザのアドレス欄に
 https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=IBM
と入力してみます(username と password は実際に JSON に書かれているものを指定してください):
2015060213

成功すると↑のような JSON テキストが取得できます。これが IBM での検索結果です。もう少し見やすい形に整形するとこのような結果になっていることが確認できます(赤字はコメント):
{
 "search":{
  "results":334805, ヒットしたレコード数
  "current":100
 },
 "tweets":[ 個別のレコード(配列)
  {
   "message":{ ツイッターからの情報は message として取得できる
    "body":"*******", 本文
    "favoritesCount":0, お気に入り登録数
    "link":"http://twitter.com/****", 個別ツイートへのリンク
    "retweetCount":1, リツイート回数
    "twitter_lang":"en",
    "postedTime":"2013-11-15T16:45:53.000Z",
    "provider":{ ***** },
    "actor":{ ***** },
      :
   },
   "cde":{ IBMが付加した情報は cde として取得できる
    "content":{
     "sentiment":{"polarity":"NEUTRAL", "evidence":[] } 感情情報
    },
    "author":{
     "location":{"state":"North Carolina","country":"United States","city":""},
     "parenthood":{"evidence":"","isParent":"unknown"}, 親かどうかの情報
     "gender":"male", 性別
     "marialStatus":{"isMarried":"unknown","evidence":""} 結婚しているかどうかの情報
    }
   }
  },
  {
   "message":{
      :
  }
 ],
 "related":{
"next":{"href":"https://cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=IBM&from=100&size=100"}
} }

詳しくはリファレンス内を参照していただきたいのですが、上記のような JSON フォーマットで検索結果が取得できています。

ちなみに検索文字列を "IBM sentiment:positive" にする場合は URL エンコードする必要があるので、
 https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=IBM%20sentiment%3apositive
を指定することになります:
2015060201


余計な情報かもしれませんが、デフォルトではヒットしたレコードのうち、最初の100件だけを取り出します。この数を変えるには URL オプション size で指定します(例 size=200)。また100件目から150件目までの50件を取り出すには URL オプション from を使って from=100&size=50 のように指定します。

なお、個別のツイートは不要でヒットするレコード数だけを検索したい場合は search ではなく count を実行します:
 https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=IBM
2015060202


この場合の JSON はツイート情報を含まないため、かなりシンプルになります。こちらなら一見して分かりますね:
{
 "search":{"results":334805},
 "related":{"search":{"href":"https://cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=IBM"}}
}


さて、ここまで分かれば後は今のオペレーションを PHP で(或いは別の言語で)実装するだけです。例えばこんな感じの内容(test1.php)にしてみます:
<html>
<head>
<title>Test 1</title>
</head>
<body>

<?php
// URLパラメータ q が指定されている場合のみ API を実行する if( isset( $_GET['q'] ) ){ $q = $_GET['q']; if( $q ){ ?> <h1><?php echo( $q ); ?></h1> <table border="1"> <tr> <th>Sentiment</th><th>Body</th><th>DateTime</th> </tr> <?php
// (username) と (password) は実際に有効なものを指定する $url = "https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/search?q=" . $q;
// PHP の file_get_contents 関数で実行
$text = file_get_contents( $url );
// JSON デコード $json = json_decode( $text ); $results = $json->search->results; // ヒット数 $tweets = $json->tweets;
// 各ツイート情報ごとにテーブルの1行を作る foreach( $tweets as $tweet ){ $message = $tweet->message; $cde = $tweet->cde; $body = $message->body; // 本文 $link = $message->link; // リンク $postedTime = $message->postedTime; // 日時 $polarity = $cde->content->sentiment->polarity; // 感情 ?> <tr> <td><?php echo( $polarity ); ?></td> <td><a target="_blank" href="<?php echo( $link ); ?>"><?php echo( $body ); ?></a></td> <td><?php echo( $postedTime ); ?></td> </tr> <?php } ?> </table> (#<?php echo( $results ); ?>) <?php } } ?> </body> </html>

これを動かしてみます。HTTP サーバー上にこのファイルを置いて、test1.php?q=IBM のような感じで、検索ワードを指定してアクセスすると、このような検索結果の画面になります。一列目に検索結果の各ツイートの感情が表示されます:
2015060203


一方、今度は指定したキーワードの感情ごとのヒット数を一覧にしてみます。以下の様な内容の test2.php を用意します:
<html>
<head>
<title>Test 2</title>
</head>
<body>

<?php
if( isset( $_GET['q'] ) ){
  $q = $_GET['q'];
  if( $q ){
?>
<h1><?php echo( $q ); ?></h1>
<table border="1">
 <tr>
  <th>Sentiment</th><th>#</th>
 </tr>
<?php
    $sentiments = array( 'positive', 'neutral', 'ambivalent', 'negative' );
    $url0 = "https://(username):(password)@cdeservice.mybluemix.net/api/v1/messages/count?q=" . $q . "%20sentiment%3a";
    foreach( $sentiments as $sentiment ){
      $url = $url0 . $sentiment;
      $text = file_get_contents( $url );
      $json = json_decode( $text );

      $results = $json->search->results;
?>
 <tr>
  <td><?php echo( $sentiment ); ?></td>
  <td><?php echo( $results ); ?></td>
 </tr>
<?php
    }
?>
</table>
<?php
  }
}
?>

</body>
</html>
これも動かしてみます。HTTP サーバー上にこのファイルを置いて、test2.php?q=IBM のような感じで、検索ワードを指定してアクセスすると、このキーワードを positive(ポジティブ) / neutral(中間) / ambivalent(混合) / negative(ネガティブ) の4つの感情ごとにヒット数を求めて、一覧表にして表示する、という内容になっています:

2015060204


このくらいになると「指定したキーワードが Twitter 上でどういう感情割合で使われているか」を調べるツールとして使えそうです。後はもう少し視覚的に工夫すれば、もう少し実用的になれそうですよね。


今回は PHP でのサンプルを紹介しました。とはいえ、PHP に依存しているのはこのエントリでも最後の部分だけです(PHP は file_get_contents 関数が使えるのですごく楽です)。他の言語でも同様の REST API を実行するだけですので、移植にも是非チャレンジしてみてください。



 

WordPress は世界中の多くのサイトで使われているオープンソースコンテンツ管理システムです。

ブログシステムとして使っている人も多いと思いますが、ウェブサイトのコンテンツ管理システムとしてもよく使われています。そしてユーザーが多いこととオープンソースであることからコミュニティも形成され、WordPress 自体をさらに便利にするプラグインも多く開発され、公開されています。

先日(2015/Feb/25)、WordPress の Twitter プラグインが公開されました。しかもこれ、ツイッター社が作った「純正プラグイン」です。 面白そうなので試してみました。


以下にその手順を紹介しますが、実際に試してみるには管理者権限でアクセスできる WordPress 環境が必要です。もし新たに作成する必要があれば、IBM Bluemix を使うことで無料の WordPress サーバー環境を構築することができます。詳しくはこちらの紹介記事も参照ください:
IBM Bluemix で無料の WordPress 環境を構築する


管理者として使える WordPress 環境が用意できたら実際に Twitter プラグインを導入して使ってみます。まずは管理者ページ(http://(WordPress サーバー)/wp-admin/)にログインし、「プラグイン」 - 「新規追加」 で "twitter" と入力して検索します。すると多くの twitter 関連プラグインが見つかりますが、その中に作成者が "Twitter" となっている純正プラグインがるので、それを選んで「いますぐインストール」ボタンをクリックします:
2015022601


Twitter プラグインがインストールされます。完了したら「プラグインを有効化」をクリックしてサイト内で有効にします:
2015022602


次に有効にしたプラグインの動作環境設定を行います。「プラグイン」パネルを選ぶと、インストール済みプラグインの一覧が表示されます。その中に「Twitter」が追加できているはずなので、その「設定」をクリックします:
2015022603


Twitter プラグインの設定が表示されます。ツイートボタンをクリックした時の動作として特定の Twitter ユーザーへのメンションを行う設定や、ツイートボタンの表示位置などを指定できます。最後に保存します:
2015022604


これで Twitter プラグインが有効になって、設定した内容で動くはずです。試しにこの WordPress サイト内のツイートを1つ表示すると、Twitter の「ツイート」ボタンが追加されているはずです:
2015022605


このボタンをクリックすると、このページへのリンクが付与されたツイートが、エントリタイトルと併せて表示されます。またこの例では @dotnsf (僕です)ユーザーへのメンションが付与されるようになっています:
2015022606


最後にこのツイートテキストの内容をカスタマイズする方法も紹介します。管理者権限でこのツイートの編集画面(あるいは新規投稿時の作成画面)の下の方に、Twitter カスタムテキストの設定が追加されているはずです。この中のテキストを変更したり、あるいはハッシュタグを付けて保存します:
2015022607


この状態で先ほどのツイートボタンをクリックすると、今度はツイート内容が指定したテキストになっているはずです。またハッシュタグを指定していた場合はその内容も含まれているはずです:
2015022608


シンプルな内容ですが、WordPress のコンテンツが簡単に Twitter ボタンと連携できるようになっていると思います。ブログコンテンツをカスタマイズしてツイートしたい(させたい)時に便利です。


なお、管理者画面のプラグイン一覧の "Twitter" で「編集」をクリックすると、このプラグインの PHP ソースコードが確認できます。ツイッター社の純正 PHP コードが目にできるのは珍しい機会なので、書き方とか興味ある人はこちらも見ておくといいかも:
2015022609












 

日本時間の2月20日に、IBM Bluemix 内のサービスラインナップが更新され、いくつかの新しいサービスが追加されました。

追加されたサービスの1つに IBM Insights for Twitter があります。2014年10月末に Twitter 社と IBM との連携が発表されましたが、そのサービスの API が IBM Bluemix を通じて誰でも(現時点では無料で)利用できるようになりました:
ibm-twitter-form-data-partnership-140x105

具体的には "decahose" と呼ばれる、Twitter の公開ツイート全体の中のランダムな約 10% のデータが検索の対象として提供されます。 ただこの IBM Insights for Twitter では、単に IBM に提供された decahose を誰でも検索できる、というだけではなく、IBM InfoSphere BigInsights を使ったビッグデータのリアルタイム解析によって付与されたメタ情報と合わせて 100 万ツイートまで無料で検索することができるようになっています:
2015022307


このサービスに関してはデモサイトが用意されているので、まずは論より証拠で使ってみましょう:
IBM Insights for Twitter Demo App

上記サイトにアクセスすると、検索キーワードの入力ボックス1つとボタンが表示された、シンプルなページが表示されます:
2015022301


このキーワードボックスに適当な検索ワード(この例では "oscar")と入力して "Twitter Search" ボタンをクリックすると、検索ワードにかかったツイートが一覧で表示されます。ちょうどアカデミー賞授与式が行われている頃の検索だったこともあり、式をリアルタイムに見ている人のツイートが見て取れます:
2015022302


検索結果をよく見ると、"message" という大きなブロックの中に "body"(本文)や "location"(位置情報)といったブロックに分かれて各ツイートの情報が得られていることが分かります:
2015022303


シンプルな検索結果に見えますが、実は一般的な Twitter API を使ったことのある開発者からはこの時点でもいくつかの目新しい機能があることに気づきます。

例えば一般的な Twitter API を使うにはまず開発者登録とアプリケーション登録を行い、OAuth 認証のための ID を発行する必要があります。そしてその ID を使って OAuth 認証の仕組みを使ってアクセスした上で検索の API を実行する必要があります。 IBM Bluemix から提供されている IBM Insights for Twitter  の API ではこの部分が省略され、よりシンプルなしくみで検索を実行することができるようになっています。

また、検索結果の各ツイートの内容をよく見ると "message" ブロックの下に "cde" というブロックが付与されています:
2015022304


これは "Context Data Extractor" のデータという意味です。元々のツイートには含まれていない情報を、そのデータの内容から推測・計算して得られた附属情報です。例えば「このツイートを書いた人の性別」や「このツイートの内容がポジティブなものか、ネガティブなものか」といった情報になります。 これらの情報は Twitter から提供されているものではなく、IBM Insights サービスによって格納時にリアルタイムにストリーミング処理されて付与された情報です。

IBM Insights for Twitter では、この CDE 情報を検索条件に含めることも可能です。こちらも試してみましょう。 先ほどの画面の検索ボックスにおいて "oscar" というキーワードに加えて、"sentiment:positive" と加えて検索してみます:
2015022305


すると同じような検索結果が表示されますが、その結果の CDE 情報を見ると、すべて cde.content.sentiment.polarity の値が POSITIVE になっているものばかりになっているはずです。つまり「"oscar" というキーワードを含んで、かつポジティブな内容のもの」が検索されたことになります。ちなみに値を sentiment:negative にするとネガティブなものだけ、sentiment:neutral にすると中間的なものだけを抽出することも可能です:
2015022306


CDE の sentiment 検索については、現時点では英語のみに対応している模様で、残念ながら日本語テキストの判断はできないようです。ただ、この CDE の情報まで含めてほぼリアルタイムな Twitter 検索ができる、というこの環境が誰でも無料で使えるようになる、という IBM Insights for Twitter サービスはアプリケーション開発において、その可能性を感じずにいられません。


現在はまだバージョン1がベータリリースされたばかりで、検索パラメータに指定できることも限られてしまっていますが、開発者の皆様には是非使っていただいて、どのような機能要望があるのか、その声を聞かせていただきたいと思っています。そんな IBM Insights for Twitter サービスのチュートリアルや API リファレンスはこちら:
Getting started with IBM Insights for Twitter(BETA)

↑デモサイトの検索ボックスに、どのように入力すればどのような条件で検索できるか、といった情報が詳しく書かれています。


まだベータ版ということもあって、今後の仕様変更についての可能性もあると思いますが、開発する立場で見ても可能性も多い楽しみなサービスだと思っています。









 

このページのトップヘ