Linux を使っている時に、ディスクの余った領域を SWAP ファイルとして作成し、SWAP 領域を増やす手順です。OS を起動したまま、サービスを止めることなく変更します。
まず増やす前の状態を確認しておきます:
現在のスワップは約 1GB(1023 MB)になっています。この領域を 1024 MB 増やして、約 2GB にします。
方法としては /var/swapfile という 1GB のファイルを作り、このファイルをスワップとして利用します:
ここまでの作業が出来たら改めて状態を確認します:
SWAP メモリが約 2GB に増えました。なお、このまま元の状態(SWAP メモリ 1GB)に戻す場合は swapoff コマンドを利用します:
このままだと次回起動時には SWAP メモリは 1GB に戻ります。次回起動時以降は SWAP メモリ 2GB の状態で起動させたい場合は、以下のコマンドを実行して /etc/fstab ファイルを書き換えます:
まず増やす前の状態を確認しておきます:
# free -m total used free shared buffers cached Mem: 996 918 77 3 3 586 -/+ buffers/cache: 328 667 Swap: 1023 1 1022
現在のスワップは約 1GB(1023 MB)になっています。この領域を 1024 MB 増やして、約 2GB にします。
方法としては /var/swapfile という 1GB のファイルを作り、このファイルをスワップとして利用します:
# dd if=/dev/zero of=/var/swapfile bs=1M count=1024 # mkswap /var/swapfile # swapon /var/swapfile
ここまでの作業が出来たら改めて状態を確認します:
# free -m total used free shared buffers cached Mem: 996 918 77 3 3 586 -/+ buffers/cache: 328 667 Swap: 2047 1 2046
SWAP メモリが約 2GB に増えました。なお、このまま元の状態(SWAP メモリ 1GB)に戻す場合は swapoff コマンドを利用します:
# swapoff /var/swapfile
このままだと次回起動時には SWAP メモリは 1GB に戻ります。次回起動時以降は SWAP メモリ 2GB の状態で起動させたい場合は、以下のコマンドを実行して /etc/fstab ファイルを書き換えます:
# echo "/var/swapfile swap swap defaults 0 0" >> /etc/fstab