まだプログラマーですが何か?

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OpenStreetMap とその API を使って簡易ドライブゲームを作って公開しました。

OpenStreetMap は誰でも無料&自由に使える地図や地理情報のオープンデータプロジェクトです。API も公開されており、位置情報アプリケーション開発時に利用することができます:
2019081707


この OpenStreetMap API を使ってドライブゲームを作って公開してみました。GitHub リポジトリはこちらです:
https://github.com/dotnsf/openmap_drive/

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実質的に index.html ファイル1つだけのプロジェクトなので GitHub Pages で公開もしています。実際に遊ぶには PC のブラウザでこちらを参照してください:
https://dotnsf.github.io/openmap_drive/

2019081702


パラメータを付けずにアクセスすると、デフォルトで三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットのメインストレートの一部が OpenStreetMap でブラウザ画面いっぱいに表示され、その中心に赤い車(この車でドライブします)が表示されます。

キー操作は以下の3つのみです:
 矢印キーの「下」: スタート/ストップ
 矢印キーの「左」: 左旋回
 矢印キーの「右」: 右旋回


とりあえず「下」を押すと動き出します(もう一度押すと止まります)。初期状態では5時の方角を向いているので右下方向に向かって移動を始めます(実際には車の位置は変わらず、地図部分がスクロールしていきます)。矢印の「左」や「右」を押して、なるべくコース上を走るようにしてみましょう:
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(↑ 1990年にセナとプロストが接触した1コーナー)


ぶっちゃけコースアウトしようが、何かと接触しようが車は動き続けます。なので「細かいことは忘れて」コースを走り続けましょう:
2019081704
(↑ 1989年にセナとプロストが接触したトライアングルシケイン、ここはこの赤い車でも難しい)


起動時に URL パラメータを与えることで初期位置と初期角度を変えることもできます:
 lat: 緯度
 lng: 経度
 anglelevel: 角度(何時の方向、という時計の短針の方角を示す。0~11 の整数)

下図は
 https://dotnsf.github.io/openmap_drive/?lat=43.733009&lng=7.4228981&anglelevel=4
にアクセスした時の様子です。画面下に有名なレストラン "La Rascasse(ラスカス)" が見えていますが、ここは F-1 モナコグランプリ市街地コース上です。これから最終コーナーに向かうラスカス・コーナーのあたり:
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地図で表示するのは必ずしもサーキットである必要はありません。こちら
 https://dotnsf.github.io/openmap_drive/?lat=35.6828558&lng=139.7596134&anglelevel=1
は日本の皇居前、内堀通りを走る状態からスタートします:
2019081706


実は以前に同様のゲームを Google MAPs API で作って教育目的に使っていたことがありました。他の地図 API と比較して多くの機能を持ち、今でも便利に使えると思ってはいるのですが、Google MAPs API は当時と異なり現在では API キーの取得が必要になってしまい、オープンな教材としては使いにくくなってしまったのでした。


という背景もあって、今回は Google MAPs API の API キーを使うのではなく、地図 API としてはOpenStreetMap API を、leaflet.js ライブラリを併用して使う形で作り直しました。加えて車の画像も「いらすとや」で公開されているものを直接参照し、CSS の transform で角度を変えて表示するように改良しました(この辺り、詳しくは index.html の内容を直接参照してください)。結果として(画像ファイルは不要になり)index.html ファイル1つだけで完結できるようになって、GitHub Pages で公開できる形にもなった、という副産物的なメリットも生まれました。


今回公開したファイルはあくまでテンプレートというか、「これを元に改良するための素」のつもりです。このゲームは上述のように3つのキーだけで(3種類の信号だけで)操作できるので、以前に紹介したキータッチと組み合わせて体感ゲームにしたり、IoT 的な要素を使ってデバイスからの信号を受け取れるようにしたり、身近なものをリモートコントローラー代わりにして使えたら面白いかな、と思っています。あと少し技術方向性は異なるけど、複数台の車を同時に走らせたりとかも面白そう。


久しぶりに The Weather Company API を使ってみました。なお以下で紹介するサンプルのソースコードはこちらで公開しています:
https://github.com/dotnsf/twc_api

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使い方は Node.js が導入されているシステムに git clone(またはダウンロード&展開)して、npm install して、node app.js します。成功すると "server starting on XXXX ..." というメッセージが表示されます(この XXXX が動的に決まるポート番号です。以下の例では 6039 番):
$ npm install
$ node app.js
server starting on 6039 ...

ウェブブラウザで上記のポート番号を指定してサンプルアプリケーションに接続します。成功すると東京周辺の(OpenStreetMap の)地図が表示されます:
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2018/08/14 時点では、このサンプルアプリケーションで3つの The Weather Company API を試すことができ、それぞれ画面上部にある3つのボタンで実行可能です:
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一番左の "alertsByCoundryCode" ボタンは GET /v1/country/{countrycode}/alerts.json を countrycode = "US" で実行します。つまり "US"(アメリカ合衆国)で現在発生している天候に関する警報の一覧を取得します:
https://twcservice.mybluemix.net/rest-api/#!/Weather_Alerts/v1ccalertheadln


このサンプルアプリケーションでは上位30個の警報を取り出して、その発生位置にマーカーを置き、各警報の内容を参照できるようにしています:
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(↑この API は以前には存在してなかったような・・・)


真ん中の "currentConditions" ボタンをクリックすると、そのタイミングで地図の中心にある地点を座標を使って GET /v1/geocode/{latitute}/{longitude}/observations.json を実行します。地図の中心にある地点の現在の天候の様子を取得して表示するので、最初に地図をある程度スクロール(マウスドラッグでスクロールします)してから実行し、このサンプルアプリケーションではその情報の一部を表示します:
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一番右の "historicalData" ボタンをクリックすると、そのタイミングで地図の中心にある地点を座標を使って GET /v1/geocode/{latitute}/{longitude}/observations/timeseries.json を実行します。地図の中心にある地点の過去 24 時間の天候の移り変わりの様子を取得します。このサンプルアプリケーションでは過去 24 時間の気温の移り変わりを表示するようにしています:
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実装方法など、詳しくは Github 上のソースコードと、The Weather Company API の API Reference を参照ください。

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