まだプログラマーですが何か?

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Node.js で MySQL データベースを利用する場合、npm の mysql ライブラリが多く使われると思っています:
mysql - npm


このライブラリを使うと、例えば SELECT 文を実行するのであれば、こんな感じに記述することで実装できます:
var Mysql = require( 'mysql' );

//. データベースへ接続
var mysql = Mysql.createConnection({
  host: '192.168.10.10',
  user: 'username',
  password: 'password',
  database: 'mydb'
});
mysql.connect();

//. SELECT 文実行
mysql.query( 'select * from items where price > 1000', function( error, results, fields ){
  if( error ) throw error;
  results.forEach( function( result ){
    var id = result.id;
       :
       :

    //. 終了
    mysql.end();
  });
});

また INSERT 文やプレースホルダーっぽい機能を使うこともできます:
var Mysql = require( 'mysql' );

//. データベースへ接続
var mysql = Mysql.createConnection({
  host: '192.168.10.10',
  user: 'username',
  password: 'password',
  database: 'mydb'
});
mysql.connect();

//. INSERT 文実行
mysql.query( 'insert into items set ?', { id: 1234, name: 'シャンプー', price: 500 }, function( error, result ){
  if( error ) throw error;
       :
       :

    //. 終了
    mysql.end();
  });
});

詳しくは上記公式ページを参照してください。


さて、MySQL では create table でテーブルを定義する際に blob(バイナリラージオブジェクト)型の列を指定することができます。画像ファイルなどバイナリデータをそのまま格納することができる列が定義できます:
> create table items( id int primary key, name varchar(50), price int, img blob );

定義は上記のように指定すればいいのですが、ではこの blob 列に、特に mysql ライブラリを使ってどのように指定すればデータを格納すればよいか、が今回のテーマです。特にウェブ画面から画像ファイルを指定してアップロードするような場合に、その画像ファイルの内容を具体的にはどのようにして blob 列に格納すればよいか、という内容です。

この要件について、少しググると MySQL の LOAD_FILE() 関数を使う方法が見つかります。この場合、具体的には以下のように記述します(目的の画像ファイルが /tmp/aaa.png に存在すると仮定します):
    :

mysql.query( 'insert into items set ?', { id: 1234, name: 'シャンプー', price: 500, img: LOAD_FILE('/tmp/aaa.png') }, function( error, result ){
: :

この方法はローカル MySQL サーバーに対しては有効に利用できます。LOAD_FILE() 関数はサーバー側のファイルシステムに対して実行されます。なので上記命令を実行してデータを格納する MySQL サーバーのファイルシステムに /tmp/aaa/png というファイルが存在していれば正しく動きます(命令を実行するクライアント側のファイルシステムにあっても動きません)。

しかし一般的なウェブシステムではウェブサーバーとデータベースサーバーは分離しています。そのようなケースでは(ウェブサーバーはデータベースクライアントになるので)ユーザーがウェブでアップロードしたファイルはウェブサーバーに一時格納されるだけで、データベースサーバーへは送られません。そこでウェブサーバー上で LOAD_FILE を実行してもデータは格納できないことになります。

では改めて、 LOAD_FILE() を使わずに blob データをどのように MySQL に格納するか、その方法がこちらです:
var fs = require( 'fs' );
    :
var img_content = fs.readFileSync( '/tmp/aaa.png' );
mysql.query( 'insert into items set ?', { id: 1234, name: 'シャンプー', price: 500, img: img_content }, function( error, result ){
    :
    :

ファイルシステムライブラリである fs をロードし、readFileSync 関数でローカルの(ウェブサーバー上の)バイナリファイルを読み込み、その結果をプレースホルダーに指定するだけです。

ちなみに取り出すときはこんな感じ:
    :
mysql.query( 'select * from items where id = 1234', function( error, results, fields ){
  if( error ) throw error;
  var img_content = results[0].img;
    :
    :

パフォーマンス等の観点からバイナリラージオブジェクトを MySQL などのデータベースに格納するべきか?という問題はあると思いますが、S3 ストレージなどの外部に格納する場合と比べて「データベースのバックアップ/リストアでオブジェクトごとバックアップ/リストアされる」というメリットはあります。用途に応じては使う価値があると思っています。



2018/09/15 に開催された WordCamp Tokyo 2018 にスピーカーとして参加してきました:
WordPress meets IBM Watson ! 〜WordPress のコンテンツデータを IBM Watson に機械学習させてみよう〜

kimura-kei


セッションの中で話せたことだけでなく、その背景にあった部分も含めてブログにまとめました。


【WordPress 歴】
まず私自身の WordPress 歴を話しておきます。利用者という意味では結構早い段階から使っていたつもりでしたが、(WordPress をカスタマイズして使ってサービスを作る、という)開発者としては 2013 年からだと思います。この年に転職を経験しており、その転職先では WordPress を使ったサービス開発案件を何度も経験しました。業務で本格的に PHP を使うようになったのもこの頃からです。自分自身の印象として、WordPress は「サービスを高速開発するフレームワークの1つ」だと思っています。実際、テンプレートやプラグインの充実度が半端なく、ちょっとググればやりたいことを実現するプラグインが見つかるので、完成形に近いサービスをすぐに作ることができて感動しました。同時に WordPress のシステム内部についても興味を持つようになりました。当時はまだ REST API が標準ではなかったため、自分で MySQL テーブルの構造を調べて、データを効率よくインポート/エクスポートするにはどうすればよいか、を調べたり、ツールを作ったりしていました。今回発表させていただいた内容でもこの頃の知識が役立ちました。


【2度目の応募】
WordCamp でスピーカーとして登壇させていただいたのは初めてでしたが、スピーカーとしての応募は初めてではありません。WordCamp の存在を知ったのは 2013 年頃だったと思います。記憶が正しければこの頃(おそらく 2014 年)に一度スピーカーとして応募しています。少しビジネス寄りの利用を想定した内容だったのですが、この時は残念ながら登壇することはありませんでした。そしてこの時から「いつかはこの舞台でスピーチしたいなあ」という目標のようなものができたのでした。

そして今年、今回もどちらかというとビジネス寄りの内容だったと思いますが、よく言えば「流行りに乗っかる」形で人工知能と絡めたセッションのスピーチで応募し、念願だった登壇者に選んでいただきました。


【直前のトラブル】
今回のセッションは 15 分間の中で説明とライブデモを見せる、というものでした。このライブデモで実際に動いている所をお見せすることで理解をより具体的に深めていただく、という目的がありました。

ところがこのデモ環境にトラブルがありました。ちゃんと動く環境を(仮想環境で)用意して、そのイメージのバックアップもとって、何かあってもバックアップからリストアすれば大丈夫、と思っていました。ところがこの環境で使って、セッションが expire するまでは普通に使えるのですが、expire 後に何故かログインできなくなる、という問題が発生してしまいました。要は肝心のデモ環境に管理者権限でログインできなくなってしまう、という症状が出てしまったのでした。プラグインを紹介するデモなので、管理者コンソールに入れないのは致命傷でした。

判明したのがデモ直前だったこともあり、原因は未だによくわかっていないのですが、このトラブルに結構振り回されました。結論としては「セッションの直前にデモ環境をデモデータ含めて新規に構築する」という綱渡り的な対処で乗り切りました。冷や汗モノ・・・ (^^;


【セッションは無事に】
そんな綱渡りをしながらもセッションは無事に(3分オーバーでw)終えることができました。事前の練習では1分余らせて終える練習をしていたつもりが、本番になると調子に乗ってしまったのか、話す時間が多くなってしまったようです。

当日の資料の配布版はこちらで公開しています:


IBM Watson の NLC(Natural Language Classifier) というサービスを使って、WordPress の中に溜まったデータを Watson に学習させて、問い合わせすることに挑戦する、という内容を紹介させていただきました。全セッション中の最終セッションだったにもかかわらず多くの皆様に参加いただき、また終了後も多くの質問や感想をその場でいただくことができて、とても充実したセッションでした。この場をお借りしてお礼申し上げます。

セッション内でも触れましたが、機械学習の現場では「学習データ不足」が解決するべき課題となっています。WordPress のような広く使われている CMS のコンテンツデータを学習データとすることができればどんなに楽か・・・という思いもあってのセッションテーマおよびデモでした。同じような悩みを持っていたり、興味を持って参加いただけた皆さんの参考になれば嬉しいです。

また上述の通り、自分にとってはこの場でセッションすることがここ数年の目標の1つでした。とてもいい形で実現することができたと思っています。参加者の皆様、サポートスタッフの皆様、スポンサーの皆様、貴重な機会を本当にありがとうございました。

uXTscPOQ



データのマイグレーションなどで WordPress を使う場合、元データのユーザーデータごと移行するケースがあると思います。そんなユーザー情報を WordPress の機能で追加するのではなく、外部アプリケーションから直接データベースを操作して追加する方法を紹介します。

なお、今回紹介するケースでは WordPress 4.8.2 を使いました。また WordPress のテーブルプリフィクス値はデフォルトの 'wp_' であると仮定して以下を紹介します。異なる設定で利用している場合は適宜読み替えてください。加えて、今回紹介する PHP ファイルを MySQL サーバーとは異なるホストから実行する場合は、このファイル内で指定したユーザーが MySQL にリモートログインできるような設定があらかじめされている必要がある点をご注意ください。


まず WordPress を普通にセットアップすると、いくつかのテーブルが自動的に生成されます。その中でユーザー情報を管理するのは wp_users と wp_usermeta の2つです:


wp_users はその名の通り WordPress のユーザーテーブルとなっていて、1レコードが1ユーザーの情報を意味します。詳しくは後述しますが、単に「ユーザーを登録する」だけであればこのテーブルに1レコード追加するだけで事は足ります。

一方、wp_usermeta はユーザーの属性に関わる値を管理するテーブルです。例えばユーザーのニックネームや権限といった wp_users だけでは管理できない一部の情報や、システムが内部的に利用するセッション情報、最終アクション日時といった情報を wp_usermeta テーブルで管理します。以下では「管理画面にアクセスできる権限を持ったユーザーを追加する」例を紹介しますが、この場合は wp_usermeta も操作する必要があります。


まず wp_users テーブルの属性を desc コマンドで調べた結果がこちらです:
mysql> desc wp_users;
+---------------------+---------------------+------+-----+---------------------+----------------+
| Field               | Type                | Null | Key | Default             | Extra          |
+---------------------+---------------------+------+-----+---------------------+----------------+
| ID                  | bigint(20) unsigned | NO   | PRI | NULL                | auto_increment |
| user_login          | varchar(60)         | NO   | MUL |                     |                |
| user_pass           | varchar(255)        | NO   |     |                     |                |
| user_nicename       | varchar(50)         | NO   | MUL |                     |                |
| user_email          | varchar(100)        | NO   | MUL |                     |                |
| user_url            | varchar(100)        | NO   |     |                     |                |
| user_registered     | datetime            | NO   |     | 0000-00-00 00:00:00 |                |
| user_activation_key | varchar(255)        | NO   |     |                     |                |
| user_status         | int(11)             | NO   |     | 0                   |                |
| display_name        | varchar(250)        | NO   |     |                     |                |
+---------------------+---------------------+------+-----+---------------------+----------------+
10 rows in set (0.01 sec)

プライマリキーは ID(auto_increment)で、他のフィールドは全て Not Null 属性です。ただ user_registered と user_status にはデフォルト値が設定されています。ということはこれらを除いた user_login, user_pass, user_nicename, user_email, user_url, user_activation_key, display_name を指定すればレコードは作れそうです。

というわけで、とりあえずは以下のような関数(createWpUser)およびファイル(wp-user-import.php(改良前))を PHP で作ってみました:
<?php

$wp_db_name = 'wpdb';            //. WordPress DB
$wp_db_host = 'localhost';       //. WordPress ホスト名
$wp_db_username = 'adminuser';   //. WordPress DB の管理者ユーザー名
$wp_db_password = 'adminpass';   //. WordPress DB の管理者パスワード
$wp_table_prefix = 'wp_';        //. WordPress DB のテーブルプリフィクス


function createWpUser( $u_email, $u_password ){
  global $wp_db_name, $wp_db_host, $wp_db_username, $wp_db_password, $wp_table_prefix;

  $pdo = new PDO( 'mysql:dbname='.$wp_db_name.';host='.$wp_db_host.';charset=utf8', $wp_db_username, $wp_db_password );
  if( $pdo != null ){
     $pdo->query( 'SET NAMES utf8' );

     $sql1 = 'insert into ' . $wp_table_prefix . 'users(user_login,user_pass,user_nicename,user_email,user_url,user_activation_key,display_name) values( :user_login, MD5(:user_pass), :user_nicename, :user_email, "", "", :display_name )';
     $stmt1 = $pdo->prepare( $sql1 );
     $stmt1->bindParam( ':user_login', $u_email );
     $stmt1->bindParam( ':user_pass', $u_password );
     $stmt1->bindParam( ':user_nicename', $u_email );
     $stmt1->bindParam( ':user_email', $u_email );
     $stmt1->bindParam( ':display_name', $u_email );
     $r1 = $stmt1->execute();
  }
}

?>

createWpUser 関数のパラメータはメールアドレスとパスワードの2つだけです。メールアドレスは user_login, user_nicename, user_email, display_name に設定します。パスワードは MySQL の MD5 関数を使ってハッシュ化したものを指定します。また user_url および user_activation_key には '' を指定して insert を実行しています。

このファイルを使って、1ユーザーを作成するサンプルがこちらです(test1.php):
<?php

require_once './wp-user-import.php';

$r1 = createWpUser( 'user1@xxx.com', 'P@ssw0rd' );  //. ID: user1@xxx.com , パスワード: P@ssword のユーザーを新規作成する

?>

試しにこの test1.php を実行すると、WordPress に user1@xxx.com という ID のユーザーが登録されます:
$ php -f test1.php


管理者権限でログインして管理ページを開くと、たしかに指定したユーザーが追加されていることが確認できます(この画面で「権限グループ」が「なし」になっていることがわかります):
2017103001


この時点で作成したユーザーは有効なので、指定した ID とパスワードでログインすることはできます:
2017103002


ただ管理機能については権限を一切持っていないユーザーなので、無理やり URL を指定して管理ページにアクセスしてもエラー画面となります:
2017103003


とりあえずはここまで。wp_users に1レコード追加するだけで(管理や投稿の権限を持たない)ユーザーを作ることができることがわかりました。とりあえずこの状態になれば、後から管理者がこれらのユーザーの権限を(手動で)変える、ということも可能ではあります。


次に管理者や投稿者の権限を持ったユーザーを同様に外部から作成する方法を紹介します。先程と同様に wp_usermeta テーブルの属性を同様に調べた結果がこちらです:
mysql> desc wp_usermeta;
+------------+---------------------+------+-----+---------+----------------+
| Field      | Type                | Null | Key | Default | Extra          |
+------------+---------------------+------+-----+---------+----------------+
| umeta_id   | bigint(20) unsigned | NO   | PRI | NULL    | auto_increment |
| user_id    | bigint(20) unsigned | NO   | MUL | 0       |                |
| meta_key   | varchar(255)        | YES  | MUL | NULL    |                |
| meta_value | longtext            | YES  |     | NULL    |                |
+------------+---------------------+------+-----+---------+----------------+
4 rows in set (0.00 sec)

umeta_id がプライマリキー(auto_increment)で、user_id は wp_users.ID を示す外部キーです。そしてこの user_id で指定したユーザーに対して、meta_key と meta_value で属性を加えることができるようになっています。

ユーザーの権限に関わる設定をするには、meta_key の値が 'wp_user_level' 及び 'wp_capabilities' となる2つのレコードを追加して指定することになります。具体的には対象のユーザーの権限に応じて、以下のような値を設定します:
ユーザー権限wp_user_level の設定値wp_capabilities の設定値
購読者0a:1:{s:10:"subscriber";b:1;}
寄稿者1a:1:{s:11:"contributor";s:1:"1";}
投稿者2~4a:1:{s:6:"author";b:1;}
編集者5~7a:1:{s:6:"editor";b:1;}
管理者8~10a:1:{s:13:"administrator";b:1;}


というわけで wp-user-import.php を少し改良します。createWpUser 関数のパラメータを2つから3つに変更し、3つ目のパラメータで上記の wp_user_level を指定するものとします:
<?php

$wp_db_name = 'wpdb';            //. WordPress DB
$wp_db_host = 'localhost';       //. WordPress ホスト名
$wp_db_username = 'adminuser';   //. WordPress DB の管理者ユーザー名
$wp_db_password = 'adminpass';   //. WordPress DB の管理者パスワード
$wp_table_prefix = 'wp_';        //. WordPress DB のテーブルプリフィクス


function createWpUser( $u_email, $u_password, $wp_user_level = 0 ){
  global $wp_db_name, $wp_db_host, $wp_db_username, $wp_db_password, $wp_table_prefix;

  $pdo = new PDO( 'mysql:dbname='.$wp_db_name.';host='.$wp_db_host.';charset=utf8', $wp_db_username, $wp_db_password );
  if( $pdo != null ){
    $pdo->query( 'SET NAMES utf8' );

    $sql1 = 'insert into ' . $wp_table_prefix . 'users(user_login,user_pass,user_nicename,user_email,user_url,user_activation_key,display_name) values( :user_login, MD5(:user_pass), :user_nicename, :user_email, "", "", :display_name )';
    $stmt1 = $pdo->prepare( $sql1 );
    $stmt1->bindParam( ':user_login', $u_email );
    $stmt1->bindParam( ':user_pass', $u_password );
    $stmt1->bindParam( ':user_nicename', $u_email );
    $stmt1->bindParam( ':user_email', $u_email );
    $stmt1->bindParam( ':display_name', $u_email );
    $r1 = $stmt1->execute();

    $user_id = null;
    $sql2 = 'select last_insert_id() as user_id from ' . $wp_table_prefix . 'users';
    $stmt2 = $pdo->query( $sql2 );
    if( $row = $stmt2->fetch( PDO::FETCH_ASSOC ) ){
      $user_id = $row['user_id'];
    }

    if( $user_id ){
      //. wp_user_level
      $sql3 = 'insert into ' . $wp_table_prefix . 'usermeta(user_id,meta_key,meta_value) values( :user_id, "wp_user_level", :wp_user_level )';
      $stmt3 = $pdo->prepare( $sql3 );
      $stmt3->bindParam( ':user_id', $user_id );
      $stmt3->bindParam( ':wp_user_level', $wp_user_level );
      $r3 = $stmt3->execute();

      //. wp_capabilities
      $wp_capabilities = null;
      if( $wp_user_level == 0 ){
        $wp_capabilities = 'a:1:{s:10:"subscriber";b:1;}';
      }else if( $wp_user_level == 1 ){
        $wp_capabilities = 'a:1:{s:11:"contributor";s:1:"1";}';
      }else if( 2 <= $wp_user_level && $wp_user_level <= 4 ){
        $wp_capabilities = 'a:1:{s:6:"author";b:1;}';
      }else if( 5 <= $wp_user_level && $wp_user_level <= 7 ){
        $wp_capabilities = 'a:1:{s:6:"editor";b:1;}';
      }else if( 8 <= $wp_user_level && $wp_user_level <= 10 ){
        $wp_capabilities = 'a:1:{s:13:"administrator";b:1;}';
      }
      if( $wp_capabilities != null ){
        $sql4 = 'insert into ' . $wp_table_prefix . 'usermeta(user_id,meta_key,meta_value) values( :user_id, "wp_capabilities", :wp_capabilities )';
        $stmt4 = $pdo->prepare( $sql4 );
        $stmt4->bindParam( ':user_id', $user_id );
        $stmt4->bindParam( ':wp_capabilities', $wp_capabilities );
        $r4 = $stmt4->execute();
      }
    }
  }
}
?>

createWpUser の3つ目のパラメータ(無指定時は 0)の値を上記の wp_user_level と見なして、wp_usermeta テーブルにユーザー権限に合わせた値を作成するように変更しました。また wp_usermeta テーブルにレコードを作成する際に wp_users.ID の値が必要になるので、MySQL の last_insert_id() 関数を使って作成したユーザーの ID を取得しています。

そして、例えば管理者権限を持ったユーザーを作成したい場合は以下(test2.php)のようなコードを用意します:
<?php

require_once './wp-user-import.php';

$r2 = createWpUser( 'user2@xxx.com', 'P@ssw0rd', 10 );  //. ID: user2@xxx.com , パスワード: P@ssword のユーザーを管理者権限で新規作成する

?>

試しにこの test2.php を実行すると、WordPress に user2@xxx.com という ID の管理者ユーザーが登録されます:
$ php -f test2.php

2017103004


このユーザーの ID とパスワードでログインすると、管理者ダッシュボードにアクセスして、管理者権限でのオペレーションが可能です:
2017103005



というわけで、PHP から WordPress の MySQL データベースを直接操作してユーザーを登録することができました!


(参考) WordPress Codex 日本語版:ユーザーの種類と権限

自分が苦手なので、備忘録的に残しておきます。

まずやりたいことはこれです。RDB (今回は MySQL)のこんなテーブル(todos)があったとします。email の人の ToDo を管理するようなテーブルだと考えてください:
列名列型目的
idintプライマリキー、自動インクリメント
emailvarchar(50)メールアドレス
bodyvarchar(255)本文
createdlongレコードを作成した日時のタイムスタンプ


これだけであれば、以下の SQL でテーブルを定義するようなものだと思います:
create table todos(
  id int primary key auto_increment,
  email varchar(50),
  body varchar(255),
  created long
);

ここに運用上の条件を1つ加えます。1つの email に対しては最新の body のみを有効としたいのです。要するに同じ email に異なる body があっても(なくても)いいのですが、有効なものは最新の(created が最も大きな)body のみとして扱えるようにしたい、というものです。

例えばテーブルの中身がこのようになっているものとします(タイムスタンプの値がいいかげんですが、大小関係だけ分かればいいものとします):
idemailbodycreated
1aaa@xxx.jpToDo その110
2bbb@xxx.jpToDo その220
3aaa@xxx.jpToDo その330


全部で3件のレコードがありますが、email = aaa@xxx.jp のレコードが2件あります。この場合は created が最大である id=3 のレコードのみが有効と考えます(id=1 のレコードは削除されていても構いません)。

このような条件を付けた上で、「有効なレコードだけの一覧を取り出したい」のですが、どのようにデータベースを定義して運用すればいいでしょう?

まず email 列は実質的にユニークになるとも考えられます。が、テーブル定義時に UNIQUE 属性を付けてしまうと、INSERT 時にエラーとなってしまうので「まず同じ email のデータが存在しているかどうかを確認し、存在していなければ INSERT 、していれば UPDATE するような SQL を実行する」ことになります(こうすると実は UNIQUE 属性はあってもなくても同じと言えます)。INSERT 時の処理がちと面倒ですが、読み込み時にはシンプルに "select * from todos" だけで実現可能な方法といえます。

次に email はユニークとは考えずに、とにかくレコードは全て INSERT して、有効なレコードを取り出す時に工夫する、という方法もあります。これは SQL としては以下を実行すればよいことになります:
> select * from todos where ( email, created ) in (select email,max(created) as max_created from todos group by email);

これはこれで実現可能な方法の1つです。ただ上記の例とは逆に、INSERT は無条件に行いますが、読み込み時に比較的複雑な SQL が実行されることになります。また有効でない(使われることのない)レコードがテーブル内にずっと残ってしまうことになります。


ではこれらのいいとこ取りを考えてみます。つまり、以下のようなロジックです:
(1) INSERT は無条件に行い、
(2) INSERT 直後に有効でないレコードがあったら削除し、
(3) 検索はシンプルに "select * from todos" だけで行えるようにする


(1) の直後に (2) が出来れば、(1) も (3) もシンプルな処理になるので理想的とも言えます。で、前書きが長くなりましたが、今回はこの (2) を実現するのに苦労した話です(苦笑)。

まず、このケースでの「有効なレコード」を取り出す場合の SQL クエリーは上記のようにこのようになります:
> select * from todos where ( email, created ) in (select email,max(created) as max_created from todos group by email);

(結果)
idemailbodycreated
2bbb@xxx.jpToDo その220
3aaa@xxx.jpToDo その330

ということは、「有効でないレコード」(削除対象のレコード)はこの SQL で取り出せます:
> select * from todos where ( email, created ) not in (select email,max(created) as max_created from todos group by email);

(結果)
idemailbodycreated
1aaa@xxx.jpToDo その110

ここまでできれば後は単純に削除対象のレコードを削除すればよいので、サブクエリーを使ってこんな SQL を実行するだけ・・・
> delete from todos where id in ( select id from todos where ( email, created ) not in (select email,max(created) as max_created from todos group by email) );

と思ったのですが、これを実行すると以下のようなエラーが発生します:
ERROR 1093 (HY000): You can't specify target table 'todos' for update in FROM clause

これがサブクエリーのややこしい(というか、自分がよく分かっていなかった)所です。サブクエリーを使った時に意識する構文がいくつか存在しています:
https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/ja/subquery-errors.html

↑これの「サブクエリー内の誤って使用されているテーブル」に書かれた項目が今回のエラーの原因でした。サブクエリーの FROM で指定されるテーブルと、更新系のテーブルに同じものを使用することができない、というルールです。

これを解決するにはサブクエリー内の FROM 部分("todos" と書かれた部分)を更にサブクエリーにしてテンポラリテーブルにします。上記例だとこんな感じ:
> delete from todos where id in ( select id from (select * from todos) where ( email, created ) not in ( select email,max(created)
 as max_created from (select * from todos) group by email ) );

ただこれだと該当部分が2箇所あり、今度は複数のテンポラリテーブルは異なるエイリアスを持たなければならない、という制約に引っかかってエラーになってしまいます:
ERROR 1248 (42000): Every derived table must have its own alias

というわけで、最終的な答はこちら。テンポラリテーブルに異なるエイリアスを指定して完成です:
> delete from todos where id in ( select id from (select * from todos) as temp1 where ( email, created ) not in ( select email,max(created)
 as max_created from (select * from todos) as temp2 group by email ) );

こんな SQL 、何も見ずに一発でさらっと書ける人いるんかな・・・


超有名なコンテンツ管理システムであるワードプレスは数多くのプラグインも提供されており、プラグインを組み合わせるだけで色々な目的のサイトが構築できてしまいます。

ふとした事情でクラウドファンディング的なサイトを試験的に用意する必要が生じたのですが、「ワードプレスだけでサクッとクラウドファンディングサイトが作れたりしないだろうか?」と思い立って調べてみました。結論としては「色々あるけど、とりあえずクラウドファンディングが作れるプラグインは見つけた」ので、調べて構築した内容を以下に紹介します。


まず、クラウドファンディング用のワードプレスプラグインは有料/無料あわせて数多く存在しています。その中で以下に紹介するのは IgnitionDeck という団体(?)から提供されている IDCF(IgnitionDeck CrowdFunding) (及び IDCF 対応のテーマ)です:
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IDCF をワードプレスに導入するにはワードプレス管理画面のプラグイン導入から "IgnitionDeck" を検索し、"IgnitionDeck Crowdfunding & Commerce" を見つけて「今すぐインストール」します:
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他のプラグイン同様に、インストール後「有効化」をクリックすると、このプラグインが有効になります:
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IDCF プラグインを有効にしても、この段階では IgnitionDeck 未登録のためまだ使えません。管理画面に "IgnitionDeck" というメニューが追加されているので、メニューから IDCF を選び、 "Activate Now" ボタンをクリックして登録画面に遷移します:
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登録といっても名前、メールアドレス、そしてパスワードを入力するだけです。簡単:
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登録が完了すると次に行うべき手順が紹介された画面が表示されます。↓下図の3ステップです:
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1ステップ目、(ここまでの作業でいつの間にか導入されていた)"500 Framework" テーマを有効にします:
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2ステップ目、IDCF の設定を行います(そのまま Save でも可):
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そして3ステップ目、というかクラウドファンディングサイトとしてのスタート地点です。クラウドファンディングのプロジェクトが開始できるようになったので、何か1つ追加してみます:
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プロジェクトを保存すると、ワードプレスのトップ画面のプロジェクト一覧から確認できるようになります:
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プロジェクトを選択して開くと、クラウドファンディングの説明や目標額が確認でき、支援表明もできるようになっていることが確認できます:
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IDCF には有料のオプションもあり、サポートや追加で使えるツールキットが用意されているようです。が、まだあまり調べていません。こちらは気が向いたらということで。。


軽く使ってみた限りでの感想ですが、管理画面が英語なのはともかくとして、目標額などを入力すると自動的に米ドル扱いになってしまうことに気付きました(要は金額のデータとして "100" と入力すると、自動的に「100 米ドル」扱いになってしまう)。これをカスタマイズするには IDC メニューの CURRENCY SETTINGS から "JPY" を選択して更新しておくことで変更できました:
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もう一点、ファンディングの支援レベル(例えばレベル1はステッカーのみ、レベル2は商品そのもの1つ、レベル3は商品を10個まとめて、・・・みたいなもの)を複数追加しようとしたのですが、うまくできませんでした。ググってみると、同じ現象で悩んでるっぽい人向けの FAQ っぽいページを見つけたのですが「会員専用ページです」みたいなメッセージから先に進めず、未だに原因やワークアラウンドが分かっていません。会員としてログインしてるはずなんだけどな・・・ もしかすると、ここが無料版の制限なのかもしれません:
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もう一点。実際にユーザーがこのプロジェクトを支援しようと "Support Now" して、"Next Step" に進もうとすると、、:
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こんな画面に推移します:
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ここで何らかの入力フォーム(project_purchase_form ?)が出て来る想定なんだろうけど、ここをどうすると表示できるようになるのか? カスタマイズするにはどうするのか? といった情報を探していたのですが、どうやらここから先は無料版では提供されていない機能のようでした:
Ignitiondeck does not redirect me to Purchase Page


というわけで、まだ IDCF のフル機能を試せたわけではないのですが、ここまでは超簡単に作れてしまったことも事実。便利なプラグインをまた1つ発見してしまった。。


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