まだプログラマーですが何か?

プログラマーネタとアスリートネタ中心。たまに作成したウェブサービス関連の話も http://twitter.com/dotnsf

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ウェブアプリケーションで QR コードを表示したくなることがあります。スマホを持っている人にその場でとあるURLにアクセスしてもらったり、文字列などの情報を送るのに便利な方法だと思っています。

そんな機能が必要な場合、自分は jquery.qrcode.js を使っています。ブラウザの JavaScript(jQuery)だけで文字列の QR コードを簡単に生成することができます。サンプルページを用意したので、こちらで試すとわかりやすいと思います:
https://dotnsf.github.io/jquery_qrcode/

2020110601


画面最上部のテキストフィールドに URL や文字列を入力し、青いボタンを押すと入力した文字列から QR コードを生成して表示する、というものです。この部分は以下のようなコードで実現しています:
  :

<script src="./qrcode.min.js"></script>

  :

<div class="container">
  <input type="text" id="text" value=""/><button class="btn btn-primary" onClick="generateQRCode();">QRコード</button>
</div>

<canvas id="qrcode"></canvas>

<script>
var text = '';


function generateQRCode(){
  $('#qrcoe').html( '' );
  text = $('#text').val();
  if( text ){
    QRCode.toCanvas( document.getElementById( 'qrcode' ), text, function( err ){
      if( err ){
        console.log( err );
      }
    });
  }
}

  :

まず QR コードを描画するための <canvas> タグ(id="qrcode")を用意します。そしてボタンがクリックされるとテキストフィールドの値を取り出し、<canvas> の id を指定して QRCode を描画する、というシンプルなものです。これだけで QR コード化が実現できます。

文字列や URL を読み取らせたい対象者がスマートフォンユーザーだけであればこれだけで最小限必要な機能は実現できます。問題は対象者の中に PC ユーザーがいて、PC ユーザーにもこの URL や文字列を提供したい場合です。PC からは QR コードを読み取れない人が多数だと思うので直接メッセンジャーやメールなどで文字列や URL を送ればいいのですが、では逆に QR コードで表示されている文字列を取り出す便利な方法はないでしょうか? 上記サンプルの場合は QR コード化する文字列をテキストフィールドに指定しているのでテキストフィールドから取り出せばいいのですが、そういうケースばかりではありません。 以下は「QR コード部分をクリックした時に、その文字列をクリックボードにコピーする」ためのコードを加えました。これによってクリップボードからペーストするだけでメッセンジャー等で送れるようになり、UI的にも楽だと思ったのでした。 加えて、QR コード部分をクリックした際に「クリック感」というか「押された感」が出るような、一瞬だけ影ができるような視覚効果を加えてみました。

最終的なコードはこのようになりました:
  :
<script src="./qrcode.min.js"></script>

<style type="text/css">
html, body{
  text-align: center;
  background-color: #fafafa;
  font-size: 20px;
  color: #333;
}
#qrcode:active{
  border: 1px solid #334c66;
  background-color: #69c;
  -webkit-box-shadow:inset 0px 0px 8px #334c66;
  -moz-box-shadow: inset 0px 0px 2px #3a6da0;
  box-shadow: 0px 0px 2px #3a6da0;
}
</style>
</head>
<body>

<div class="container">
  <input type="text" id="text" value=""/><button class="btn btn-primary" onClick="generateQRCode();">QRコード</button>
</div>

<canvas id="qrcode"></canvas>

<script>
var text = '';

$(function(){
  $('#qrcode').on( 'click', function( e ){
    copyClipboard( text );
  });
});

function generateQRCode(){
  $('#qrcoe').html( '' );
  text = $('#text').val();
  if( text ){
    QRCode.toCanvas( document.getElementById( 'qrcode' ), text, function( err ){
      if( err ){
        console.log( err );
      }
    });
  }
}

function copyClipboard( str ){
  //. 空 div と空 pre
  var tmp = document.createElement( 'div' );
  var pre = document.createElement( 'pre' );

  pre.style.webkitUserSelect = 'auto';
  pre.style.userSelect = 'auto';
  tmp.appendChild( pre ).textContent = str;

  //. 画面外へ
  var s = tmp.style;
  s.position = 'fixed';
  s.right = '200%';

  //. body に追加
  document.body.appendChild( tmp );
  document.getSelection().selectAllChildren( tmp );

  //. クリップボードにコピー
  var result = document.execCommand( "copy" );

  //. 要素削除
  document.body.removeChild( tmp );

  return result;
}
</script>

  :

QR コード化したテキストの内容を変数 text に保存しておき、id="qrcode" のキャンバスがクリックされた時に text の値をクリップボードにコピーする、という内容を加えています。また視覚効果としてクリックされた時だけ有効になる #qrcode:active 要素を定義し、影をつけるなど見た目に変化を加えています。


Bootstrap を使うと、簡単にタブを実装することができます:

タブA

タブB

タブC




この中の特定のタブの選択したり、有効化/無効化を JavaScript(jQuery) で切り替える方法を調べ、シンプルな実装方法を見つけたので共有します。また上のタブとボタンで実際の挙動を確認できるようにしています。

まず、特定のタブを選択するにはタブのアンカー(<a id="XXX">)をセレクトして、
$('.tav-tabs a[href="#XXX"]').show( 'tab' );
というメソッドを実行することで選択できます。

またタブのアンカーにつける data-toggle="tab" という属性を取り除くことでタブとしての挙動を無効化することができます。逆に data-toggle="tab" という属性を付けてあげることで、無効化されていたタブを再び有効化することができるようになります:
//. 無効化
$('.tav-tabs a[href="#XXX"]').removeAttr( 'data-toggle' );

//. 有効化
$('.tav-tabs a[href="#XXX"]').attr( 'data-toggle', 'tab' );

あとはこれらを組み合わせることで特定のタブを選択したり、その際に他のタブを有効化/無効化したりすることで実現できるようになります。

上述の画面では以下のようなコードを実装しています。サンプルとしてどうぞ:
(HTML)
<div  class="container">
  <ul  class="nav nav-tabs">
    <li  class="nav-item"><a  href="#tab-a" data-toggle="tab" class="nav-link active">A</a></li>
    <li  class="nav-item"><a  href="#tab-b" data-toggle="tab" class="nav-link">B</a></li>
    <li  class="nav-item"><a  href="#tab-c" data-toggle="tab" class="nav-link">C</a></li>
  </ul>
  <div  class="tab-content">
    <div  id="tab-a" class="tab-pane active">
      <p  class="text-left">タブA</p>
    </div>
    <div  id="tab-b" class="tab-pane">
      <p  class="text-center">タブB</p>
    </div>
    <div  id="tab-c" class="tab-pane">
      <p  class="text-right">タブC</p>
    </div>
  </div>
</div>

<div  class="container">
<button  onclick="selectX();" class="btn btn-xs btn-primary" id="btnX">タブAを選択&タブAのみ有効</button>
<button  onclick="selectY();" class="btn btn-xs btn-success" id="btnY">タブBを選択&タブBとCのみ有効</button>
<button  onclick="selectZ();" class="btn btn-xs btn-warning" id="btnZ">タブCを選択&タブA, B, Cすべて有効</button>
</div>
(JavaScript)
functon activeTab( tabid ){
  $('.nav-tabs a[href="#' + tabid + '"]').tab( 'show' );
}
function enableTab( tabid ){
  $('.nav-tabs a[href="#' + tabid + '"]').attr( 'data-toggle', 'tab' );
}
function disableTab( tabid ){
  $('.nav-tabs a[href="#' + tabid + '"]').removeAttr( 'data-toggle' );
}

function selectX(){
  //. A を選択して A のみを有効にする
  activeTab( 'tab-a' );
  enableTab( 'tab-a' );
  disableTab( 'tab-b' );
  disableTab( 'tab-c' );
}
function selectY(){
  //. B を選択して B, C のみを有効にする
  activeTab( 'tab-b' );
  disableTab( 'tab-a' );
  enableTab( 'tab-b' );
  enableTab( 'tab-c' );
}
function selectZ(){
  //. C を選択して A, B, C すべてを有効にする
  activeTab( 'tab-c' );
  enableTab( 'tab-a' );
  enableTab( 'tab-b' );
  enableTab( 'tab-c' );
}



CSS だけで画像やブロック要素にぼかしを入れることができます。説明の前に、実際に試せるウェブページを作って公開したので、こちらを御覧ください:
https://dotnsf.github.io/blur_change/

アクセスすると以下のような画面が表示されます。これはある画像がかなり強めにぼかされて表示されています。この時点では「なんとなく人間?」くらいはわかるかもしれませんが、性別や表情、姿勢など、どのような画像が表示されているのか、まだわかりませんよね:
2020090701


画面下にスライダーバーがあり、これでぼかしのレベルを調整できます。最初はスライダーの一番右(最大ぼかし)に設定されていて、これを左に移動させることでぼかしを少なくすることができます:
2020090702


だんだん元の絵が見えてきます:
2020090703


スライダーを一番左まで移動させるとぼかしはゼロになり、元の絵が表示されます:
2020090704


なお元の絵はいらすとや様の「ブレザーとネクタイの女子学生のイラスト」を使わせていただきました:



このようなぼかしを実現するには、CSS で対象要素(今回の場合は <img> 要素)に以下のようなスタイルを指定します:
#img{
  -ms-filter: blur(100px);
  filter: blur(100px);
}

この blur 属性の指定でぼかしを実現しています。上例では blur(100px); という指定をしていますが、この 100 の部分の数字が大きいほど強いぼかしが入り、0 だとぼかしもゼロになって元の画像のままで表示されます。

上述のサンプルページでは、スライダーバーの動きに従ってスタイル指定を書き換えることで動的にぼかしのレベルが変わるような JavaScript を実装しています。具体的には jQuery を併用して以下のような HTML および JavaScript を実装しました:
<script>
$(function(){
  var t = $('#img')[0];
  t.style['-ms-filter'] = 'blur(100px)';
  t.style['filter'] = 'blur(100px)';
});

function changeBlur(){
  var b = $('#rng').val();
  var t = $('#img')[0];
  t.style['-ms-filter'] = 'blur(' + b + 'px)';
  t.style['filter'] = 'blur(' + b + 'px)';
}
</script>
</head>
<body>

<div class="container">
  <img id="img" src="https://1.bp.blogspot.com/-anFajTcy3CM/XxU0nhH2UyI/AAAAAAABaOA/Fovyifhdjvs8HRvHhNZrOWXEDcTN1_E5gCNcBGAsYHQ/s450/school_blazer_girl_necktie.png" width="80%"/>
  <br/>
  <input id="rng" type="range" value="100" min="0" max="100" step="5" oninput="changeBlur()" width="100%"/>
</div>

この例ではスライダーバーの値に合わせてぼかしのレベルを変えていますが、他に setTimeout を使ったり、クリックイベントハンドラを使うなどして少しずつぼかしを薄くする、といった使い方ができると思っています。


なお、JavaScript で動的にスタイルを書き換える手法については以前のブログエントリで解説しているので、こちらも参照ください:
JavaScript でスタイルを動的に書き換える






ウェブページ内の特定要素の見た目を JavaScript で動的に変更する方法を調べました。

一般的にウェブページ内の要素の見た目はスタイルシートで管理されます。例えばこのような感じ:
<head>
<style>
#container1{
  background-color: #fcc;
  height: 100px;
}
</style>
</head>
<body>

<div class="container" id="container1">
</div>

</body>

この時点では #container1 要素はピンク(#ffcccc)で塗りつぶされて表示されます:
2020082601


この部分の「背景色を動的に(JavaScript で)別の色に変えたい」場合、いくつかの方法が考えられます。一般的には背景色が指定された class を複数用意し、id ではなく class 指定で背景色を与えた上で、JavaScript で指定 class を切り替える(jQuery であれば removeClass + addClass)方法です。 ただこの方法は「事前に class を定義しておく」必要があります。切り替える瞬間の情報や属性値を参照して背景色を決めるとか、ランダム要素を使って背景色を決めるなど、事前に定義する内容が定まらないような場合では使えません。このような場合も含めて #container1 要素に定義された内容そのものを変更する(つまりスタイル定義内容そのものを動的に変更する)にはどのようにすればよいかを調べました。以下、jQuery を併用した場合で説明します。

例えば #container1 で定義されるエリアをクリックしたら背景色をランダムに変える、という場合であれば以下のような JavaScript で実現できます:
<script>
$(function(){
  $('#container1').on( 'click', function( e ){
    //. #container1 のスタイルシート定義を動的に変える。具体的には背景色を変更する
    var bgs = [ '#fcc', '#cfc', '#ccf', '#cff', '#fcf', '#ffc', '#ccc' ];
    var bg = bgs[Math.floor( Math.random() * bgs.length )];
    var t = $('#container1')[0];
    t.style['background-color'] = bg;
  });
});
</script>

スタイルシートの内容を変更したい要素をセレクターを指定して取り出し、その取得結果(配列)の最初の要素を取り出します。そして取り出した要素の style 属性がスタイルシートの内容なのでここを JavaScript で上書きするよう記述します(上例では t.style 内の 'background-color' 属性をランダムに上書きしています)。この方法であれば class を使うことなく、切り替えることもなく、スタイルシート定義を書き換えることで見た目の変更を実現できます。


実際に動くサンプルを用意しました:
https://dotnsf.github.io/dynamic-css/


上記 URL にアクセスすると以下のような画面が表示されます。画面上部に高さ 100px でピンク色の矩形が表示されています:
2020082602


この矩形部分をクリック(タップ)すると、7種類の中からランダムに選ばれた背景色に切り替わります:
2020082603


JavaScript でスタイルシートの内容を動的に書き換える方法のサンプルでした。class を事前に用意して指定し直す、というロジックが使えない場合でも実現可能な方法です。


Google Fit は Google のヘルスケア関連プラットフォームと、その SDK を提供しています:
https://developers.google.com/fit/

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Google Fit SDK は Android 標準アプリである Google Fit を操作するものです。簡単に言えば「Android の歩数カウント情報を取得する」ための SDK といえます。

この SDK の1つがブラウザ用の JavaScript で提供されており、ウェブアプリケーションに組み込んで使うことが可能です。データを取得するまでを実際に作ってみたので、その準備手順を含めてまとめてみました。


【Google APIs Console へのプロジェクト登録】
この Google Fit SDK を使う上で最初に必要な作業は Google APIs Console へプロジェクトを登録して Client ID を取得することです(SDK は Client ID を指定して動かすことになります)。
https://console.developers.google.com/flows/enableapi?apiid=fitness&pli=1

Fitness API を使うことになるアプリケーションプロジェクトとして、既存のプロジェクトを流用するか新たにプロジェクトを作成します。そして「使用する API」は「Fitness API」を選択し、「使用する場所」は「ウェブサーバー」を選択、更に「アクセスするデータの種類」は「ユーザーデータ」を選択します。最後に「必要な認証情報」をクリックして、クライアント ID を取得します:
2020062601


次の画面で OAuth 認証用のドメイン登録をします。「承認済みの JavaScript 生成元」と「承認済みのリダイレクト URI」に以下のアプリを動かす URI を指定します。ローカルで動作確認する場合であれば両方に "http://localhost:8080" を追加して保存します※:
2020062602

※以下で紹介するサンプルを https://localhost:8080/ という URL にアクセスして参照する場合の設定です。異なるホスト名やポート番号を使う場合は適宜変更してください。

これで Google APIs Console 側の準備は完了です。



【サンプルアプリケーションで動作確認】
動作確認用の Node.js 向けサンプルアプリケーションを以下に公開しておきました。Node.js がインストール済みの環境であれば実際に動かして動作を確認することが可能です:
https://github.com/dotnsf/google_fit


zip をダウンロードして展開するか、git clone して、自分の PC 内にプロジェクトファイルを展開します。実質的に public/index.html ファイルを 8080 番ポートで公開するだけの Node.js アプリケーションです。

実際に動作させる前に、public/index.html ファイルをテキストエディタで開き、8行目の client_id 変数の文字列値(初期値は 'your_client_id' )を上記で取得したクライアント ID の文字列値に書き換えて保存します:
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これでサンプルアプリケーションを動作させる準備ができました。以下のコマンドを実行してアプリケーションを稼働状態にします:
$ cd google_fit

$ npm install

$ node app


稼働状態になったアプリケーションは 8080 番ポートでリクエストを待ち受けています。ウェブブラウザで http://localhost:8080/ にアクセスしてみます。正しく動作していると最初に OAuth 認証が実行されるので、Android スマホで利用しているものと同じ Google アカウントでログインします:
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Google アカウントを選択してログインし、正しく処理が実行されると(このコードでは)2019/03/01 以降の歩数記録を取得します。何種類かの dataSource ごとの記録が表示されるはずです:
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どれか1つの dataSource をクリックすると、その dataSource に関して更に詳しく日時やその時の歩数が表示されます:
2020062609


↑自分は Android をメインスマホにしていないため、歩数が少ない・・・



実際に使っているコードは OAuth 認証のための authorize 関数と、そのコールバック先で実行している dataSource 一覧のフェッチ、そして各 dataSource ごとの歩数カウントのためのデータセットのフェッチです。JavaScript 自体はかなりシンプルになっていると感じました。



(参考)
https://qiita.com/feb19/items/383848119ba1bdfe5110


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