まだプログラマーですが何か?

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Node.js を使ったアプリケーション開発中に npm install を実行して、こんなエラーに遭遇することがあります(個人的な印象では下の例のように canvas モジュールをインストールしようとした際によく遭遇します):
$ npm install canvas

> canvas@1.6.11 install /Users/dotnsf/src/tmp/node_modules/canvas
> node-gyp rebuild

gyp WARN download NVM_NODEJS_ORG_MIRROR is deprecated and will be removed in node-gyp v4, please use NODEJS_ORG_MIRROR
gyp ERR! configure error 
gyp ERR! stack Error: Python executable "/Users/dotnsf/.pyenv/shims/python" is v3.6.5, which is not supported by gyp.
gyp ERR! stack You can pass the --python switch to point to Python >= v2.5.0 & < 3.0.0.
gyp ERR! stack     at PythonFinder.failPythonVersion (/Users/dotnsf/.nvm/versions/node/v8.9.4/lib/node_modules/npm/node_modules/node-gyp/lib/configure.js:492:19)
gyp ERR! stack     at PythonFinder. (/Users/dotnsf/.nvm/versions/node/v8.9.4/lib/node_modules/npm/node_modules/node-gyp/lib/configure.js:474:14)
gyp ERR! stack     at ChildProcess.exithandler (child_process.js:267:7)
gyp ERR! stack     at emitTwo (events.js:126:13)
gyp ERR! stack     at ChildProcess.emit (events.js:214:7)
      :
      :

スクリーンショット 2018-08-21 9.44.07


Node.js でネイティブモジュールのビルドが必要になった場合に node-gyp を使ってビルドが行われるのですが、その際に使われる Python のバージョンがあっていない、というエラーです。ちと厄介なのは Python のバージョンが古くて問題になっているのではなく、新しすぎてエラーが発生している、ということです(上の例では v2.5.0 以上 v3.0.0 未満でないといけないのに v3.6.5 がインストールされていてエラーが発生している、というメッセージが表示されています)。

この解決のためにわざわざ古いバージョンをインストールしないといけないのか、ということはなく、以下のようにバージョンを明示して npm install することで解決できます:
$ npm install canvas --python=python2.7

> canvas@1.6.11 install /Users/dotnsf/src/tmp/node_modules/canvas
> node-gyp rebuild

gyp WARN download NVM_NODEJS_ORG_MIRROR is deprecated and will be removed in node-gyp v4, please use NODEJS_ORG_MIRROR
      :
      :

+ canvas@1.6.11
added 2 packages in 10.027s


マルチスレッド&マルチコア&オンメモリで超ハイパフォーマンス NoSQL 型データベース、と言われている Aerospike をインストールしてみました:
2016081000


Aerospike は Docker や Vagrant のイメージが配布されていたり、AWS や GCE の仮想イメージが配布されていたりするので、これらを使うと「インストール」という作業を行わなくてもそのまま使えちゃいます(現にそのイメージを使う解説サイトも目立ちます)。が、今回はオンプレミスや普通の(?)仮想マシンでも使えるように、サーバーソフトの導入手順を紹介します。例によって CentOS 6.x が対象です。

まず Aerospike の動作には Python (2.6+)、Python ライブラリ、そして gcc が必要になります。これらの前提ライブラリをまとめてインストールしておきます:
# yum install gcc python python-devel

改めて、ここから Aerospike の環境を揃えていきます。今回は無料版であるコミュニティエディションのサーバーノード1つと、AMC(Aerospike Management Console 管理コンソール)1つを1台のマシンに導入する手順を紹介します。

まずサーバーノードを導入します。以下のサイトから対象の環境(今回は CentOS 6 なので、互換性のある RedHat 6)を選んで最新版をダウンロードします:
http://www.aerospike.com/download/server/

2016081003


2016/Aug/10 時点では最新バージョンは 3.9.0.3 でした。ダウンロードできるのは tgz ファイルなので、このアーカイブを展開し、インストーラー(asinstall)を実行してインストールします:
# cd /tmp
# tar xzvf ~/aerospike-server-community-3.9.0.3-el6.tgz
# cd aerospike-server-community-3.9.0.3-el6
# ./asinstall

インストールが成功したら以下のコマンドでサーバーとして起動し、またシステム再起動時に自動起動するよう設定しておきます:
# /etc/init.d/aerospike start
# chkconfig aerospike on

これでサーバーノードがこの環境にインストールできました。次にこのサーバーノードを管理するコンソール機能を導入します。

同様にして、以下のサイトから対象の環境を選んで AMC の最新版をダウンロードします。ちなみに AMC は RedHat 6(CentOS 6) 用のものしか用意されておらず、7.x のものは配布されていませんでした:

http://www.aerospike.com/download/amc/

2016081001


こちらの場合は rpm パッケージファイルがダウンロードできるので、RPM コマンドでそのまま導入します:
# rpm -ivh aerospike-amc-community-3.6.10.1-el6.x86_64.rpm

やはり同様に AMC を起動して、次回再起動時に自動起動するよう設定しておきます:
# /etc/init.d/amc start
# chkconfig amc on

これで導入作業は完了です。試しに一度管理コンソールを見てみましょう。ウェブブラウザを起動して、
 http://(導入先のマシン名):8081/
にアクセスしてみましょう:

2016081002


すると最初の1回は上記のような画面になり、AMC で管理するサーバーノードを指定するよう指示されます。今回は AMC と同じマシンにサーバーノードを導入しているので、同じアドレスか localhost を指定します。ポート番号は特に変更していない限り 3000 のままで大丈夫です:

成功すると AMC の管理画面が現れます:
2016081004


とりあえず1ノード環境ですがこれで動いちゃいました。Aerospike はノードを追加すればリニアにスケールするよう設計されているので、足りなくなったらサーバーノードを追加準備して、この AMC に追加すれば使えちゃいます。データの増減が大きいシステムに非常に向いていると言えます。




少し遅れてしまいましたが、2016/Jul/02 に Ruby の Web アプリケーションフレームワークである Rails の最新バージョン 5.0 のリリースが発表されました:
This Week In Rails: Rails 5 is out with new guides and more!


早速インストールしてみたので、その手順を紹介します。対象は CentOS 6.x とします。また導入手順としては rbenv を使って Ruby 本体を導入し、続けて gem で Rails 5.0 を導入します。

まずは Ruby の導入です。CentOS の場合、Ruby は "yum install ruby" で導入することも可能ですが、デフォルトで導入される Ruby のバージョンが少し低い(1.8.x)ので、rbenv を使って 2.x を導入することにします。なお Rail 5.0 のサポート Ruby バージョンは 2.2 以上とのことです。

というわけで、最初に rbenv を導入します。rbenv の導入前提として git が、そして rbenv を使って Ruby 2.x を導入する際の前提としていくつかの開発用ライブラリ必要になります。先に導入しておきましょう:
# yum install git gcc make openssl-devel libffi-devel readline-devel

では改めて rbenv を導入します:
# cd /opt
# git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git
# mkdir /opt/rbenv/plugins
# cd /opt/rbenv/plugins
# git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git

最後に /etc/profile に次の3行を追加します:
export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init -)"

そして一旦ログアウトして再ログインします(編集した /etc/profile を読み込んで rbenv を有効にします)。

更に ruby-build を導入して、rbenv で install コマンドを実行できるようにしておきます:
# cd /usr/local/src
# git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git
# cd ruby-build
# ./install.sh

ここまでの準備が長かったのですが、これで rbenv が導入できました。rbenv を使って、今回は Ruby 2.2.5 を導入します:
# rbenv install 2.2.5
   :
# rbenv global 2.2.5
# ruby -v
ruby 2.2.5p319 (2016-04-26 revision 54774) [x86_64-linux] <- 確認

Ruby が導入できたことを確認し、最後に gem を使って Rails 5.0 を導入します:
# gem update --system
# gem install rails -v 5.0.0
# gem install bundler
# rbenv rehash
# rails -v
Rails 5.0.0 <- 確認

導入できましたー!


CentOS / RHEL(RedHat Enterprise Linux) に Ruby 2.x をインストールする手順を紹介します。

Ruby のバージョンにこだわらないのであれば、コマンドラインから
# yum install ruby
と入力するだけでインストールできます。ただ 2015/Feb/18 現在、この方法でインストールできる Ruby のバージョンは 1.8.7 でした。このバージョンで特に支障がなければこの方法が一番簡単だと思っています。


以下、どうしても Ruby 2.x を使いたい、という人のための導入方法の紹介です。CentOS で Ruby 2.x を導入する方法はいくつかあって、ソースコードからビルドするという一般的な手順もあるのですが、ここでは rbenv を使った方法を紹介します。

rbenv は複数バージョンの Ruby を同一コンピュータ上で管理する GitHub 提供のツールです。2.x に限らず 1.x も含めた複数バージョンの Ruby を同じマシンにインストールし、実際に利用するバージョンを管理しながら使えるようにできます。このツールを使って Ruby の最新版をインストールしてみます。


まず、rbenv は GitHub から提供されていることもあり、git の入手が必須です。まだ導入できていない場合はこのコマンドで git を導入してください:
# yum install git

そして git を使って GitHub から rbenv をチェックアウトします。今回は /opt/ 以下に Ruby をインストールするという前提にします:
# cd /opt
# git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git

続けて ruby-build プラグインを rbenv の plugins フォルダにインストールします:
# mkdir /opt/rbenv/plugins
# cd /opt/rbenv/plugins
# git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git

最後に /etc/profile に以下の3行を追加して、rbenv を初期化&実行するための環境設定を行います:
export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"
export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"
eval "$(rbenv init -)"

ここまでの作業で rbenv の導入が完了しました。再ログインするとか、シェルを再起動するなりして最後の環境設定までが反映された状態にしてください。

更に、この後の作業で必要になるモジュールを(エラーが出る前に)yum でインストールしておきます:
# yum install gcc make openssl-devel libffi-devel

ここまでの準備ができていれば Ruby のインストール作業に移れます。まずは rbenv でインストールできる Ruby のバージョン一覧を確認してみます:
# rbenv install -l
Available versions:
  1.8.6-p383
  1.8.6-p420
  1.8.7-p249
  1.8.7-p302
  1.8.7-p334
  1.8.7-p352
  1.8.7-p357
  1.8.7-p358
    :
    :
  2.1.5
  2.2.0-dev
  2.2.0-preview1
  2.2.0-preview2
  2.2.0-rc1
  2.2.0
  2.3.0-dev
  jruby-1.5.6
    :
    :
  ree-1.8.7-2012.02
  topaz-dev

JRuby とかもリストされてますが、今回は普通(?)の Ruby だけで考えます。バージョン番号に rc とか dev とか preview とか付いているのは開発中のものだったりします。この一覧を見る限り安定版では 2.2.0 が最新のようなので、これをインストールしてみましょう(結構時間かかります):
# rbenv install 2.2.0
Downloading ruby-2.2.0.tar.gz...
    :
    :


そして、この Ruby 2.2.0 をシステムで使うデフォルトバージョンとして設定した上で動作確認します:
# rbenv global 2.2.0
# ruby -v
ruby 2.2.0p0 (2014-12-25 revision 49005) [x86_64-linux]

Ruby 2.2.0 が導入できました! 


この後で別のバージョンが必要になった場合は同様に
# rbenv install X.X.X

でインストールし、
# rbenv global X.X.X

でデフォルトバージョンを変更できます。







 

CentOS にデフォルトで導入される PHP は 5.3 系です:
# php -v
PHP 5.3.3 (cli) (built: Oct 30 2014 20:12:53)
Copyright (c) 1997-2010 The PHP Group
Zend Engine v2.3.0, Copyright (c) 1998-2010 Zend Technologies

場合によってはこのバージョンでは不都合が生じ、もっと新しい 5.4 や 5.5 が必要になることがあります。その場合の導入方法を紹介します。

まずは必要な yum レポジトリを追加します(CentOS6 64bit の例)。これによって標準状態では探せなかった PHP5.4 や PHP5.5 を探すことができるようになります:
# rpm -Uvh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
# rpm -Uvh http://dl.iuscommunity.org/pub/ius/stable/Redhat/6/x86_64/ius-release-1.0-11.ius.el6.noarch.rpm
# rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm
次にインストール済みの PHP 5.3 パッケージを削除します:
# yum erase php*

そして新しい PHP のモジュールをインストールします。PHP 5.4 であればこんな感じ(この例では PHP 本体に加えて、他バイト言語用拡張と MySQL 用拡張を追加しています。必要なものを適宜同様に加えてください):
# yum install php54 php54-mbstring php54-mysql

PHP 5.5 ではこのようになります:
# yum install php55 php55-mbstring php55-mysql

最初にリポジトリを追加してしまえば簡単ですね。

 

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