Node.js を使っていると、たまにこんなエラーメッセージが出てサーバーが止まることがあります:
# node .
  :
  :

FATAL ERROR: JS Allocation failed - process out of memory
Aborted (core dumped)

"out of memory" と書かれているのでメモリ不足な状態になっているように見えます。が、これは物理メモリが足りないというメッセージではなく、Node.js の(1オブジェクトあたりの)ヒープサイズが足りなくなっている、というメッセージです。ちなみにデフォルトでは 512MB です。なので物理メモリを大量に搭載しているサーバーでも、サイズの巨大なファイルを扱ったり、大容量のアウトプットデータを取り扱おうとするとこのエラーは起こりうる、ということになります。

このヒープサイズを増やして利用するには node の実行時にパラメータを指定することで可能です。以下の例では 2048MB(=2GB) を指定しています:
# node --max-old-space-size=2048 .
  :
  :

あくまで「Node.js のヒープサイズ」の指定なので、他に使うサーバーアプリとの兼ね合いやスワップも含めた物理メモリサイズも含めて指定サイズを見積もる必要があります。


(参考)
http://stackoverflow.com/questions/29442965/fatal-error-js-allocation-failed-process-out-of-memory-aborted-core-dumped