Node.js で XML を扱うのは難しいので、いったん JSON に変換してから扱うことが多いと思っています。そんな場合に自分はよく xml2json というライブラリを使っていました。

xml2json はその名前の通り、XML を JSON に変換してくれるパーサーを実装したライブラリです。使い方は例えば以下のような感じで、XML 文字列をそのまま引数にして実行すると、結果が JSON 文字列となって戻してくれます(JSON の文字列ではなく JSON オブジェクトとして扱う場合は更に JSON.parse() を実行します)。挙動も速く、便利に使っていました:
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var parser = require( 'xml2json' );
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var xmlStr = fs.readFileSync( xml_filename, 'utf-8' );   //. ファイル名を指定して XML 文字列を取得
var jsonStr = parser.toJson( xmlStr );                   //. XML 文字列を JSON 文字列に変換
var jsonObj = JSON.parse( jsonStr );                     //. JSON 文字列を JSON オブジェクトに変換
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ところが上述のような処理を記述した Node.js のソースコードを Windows 環境下で実行しようとした時に問題が発生しました。実行前のライブラリインストール(npm install)の段階でエラーが発生してしまうのでした。詳細なエラーメッセージ等は後述のリンク先を参照していただきたいのですが、node-expat という xml2json の依存ライブラリを node-gyp でビルドする際に何やらエラーが発生していました。

で、この現象を調べた所、どうやら Windows 環境下では xml2json ライブラリ自体がビルドできないという根本的な問題を抱えているようでした:
npm install xml2json error


※厳密には「ビルドできない」わけではないけど、別途 Python や Visual Studio C++ 2012 などの他にインストールする必要があるツールが多く存在しているようです。


↑リンク先でも回避策として「別の XML -> JSON 変換ライブラリを使う」ことが提案されています。というわけで Windows でも使える同機能のライブラリを探したところ、単純な変換であれば fast-xml-parser が使えそうでした。

fast-xml-parser を使う場合は、上述の内容は以下のようなコードになります:
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var parser = require( 'fast-xml-parser' );
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var xmlStr = fs.readFileSync( xml_filename, 'utf-8' );   //. ファイル名を指定して XML 文字列を取得
var jsonObj = parser.parse( xmlStr );                    //. XML 文字列を JSON オブジェクトに変換
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現実問題として自分個人の開発環境として Windows がベースとなることは今のところ考えにくいのですが、(WSL とかではなく)Windows 環境下で開発しないといけない人との共同作業が発生するようなケースではこういったことも意識しないといけないこともでてくると感じています。