"Play with Docker" (以下、"PwD")というサービスを使ってみました:
https://labs.play-with-docker.com/


2019041901


一言でいうと「ブラウザだけで docker コマンドを体験できるサービス」です。普通、Docker を使うには(当然ですが)Docker 環境が必要です。自分でインストールすることもできますし、各種クラウドサービスで提供されているものを使ってもいいです。自分でインストールせずにクラウドサービスの Docker サービスを利用する場合は別途手元のマシンに docker クライアントを導入&セットアップして使うことになります。一度セットアップしてしまえばいい話ではありますが、慣れてなかったり「そもそも Docker って何?」という人がこれから勉強するために用意することを考えると「ちと面倒」です。

この PwD は、そんな Docker のセットアップ手順をすっ飛ばして Docker を使うことができるサービスです。具体的には Docker Hub のアカウントを取得し、そのアカウントでログインするとブラウザ上で docker 他の各種コマンドが使えるターミナルが提供され、裏で動いている Docker エンジンや、オーケストレーション環境である Docker Swarm エンジンを利用することができる、というものです。

利用するにはブラウザで PwD サイトへアクセスし、"Login" と書かれたボタンをクリックして Docker Hub のアカウントでログインします(所有していない場合はここで作成してログイン):
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ログイン後に改めて同ページを参照し、今度は "Start" ボタンをクリックしてサービス開始です:
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PwD サービス画面に切り替わります。画面左上にこのセッションで使える残り時間が表示されています。カウントダウンも始まっていますが、約4時間使える、ということみたいです。この時点ではまだdocker インスタンスが1つも起動していません。まずは1つ使ってみましょう。"+ ADD NEW INSTANCE" と書かれた箇所をクリックします:
2019041903


"node1" という名称のインスタンスが追加されました。同時に画面右にコンソールが現れて、プロンプト状態になります。すでに docker エンジンは起動している状態になっていて、ここから docker コマンドなどを実行することができる状態になってます。簡単すぎる・・・:
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試しに "$ docker version" を実行してみました。サーバー側もちゃんと動いてそうです:
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では深く考えずに nginx のイメージからコンテナを1つ起動してみます:
$ docker pull nginx

$ docker run -d -p 80:80 nginx


そして起動中であろう nginx にアクセスしてみます:
$ curl http://localhost/

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>Welcome to nginx!</title>
<style>
    body {
        width: 35em;
        margin: 0 auto;
        font-family: Tahoma, Verdana, Arial, sans-serif;
    }
</style>
</head>
<body>
<h1>Welcome to nginx!</h1>
<p>If you see this page, the nginx web server is successfully installed and
working. Further configuration is required.</p>

  :

</html>

普通に使えてますね、これはすごい!

ほぼ準備することなく Docker コマンドが使えて、コンテナの実行もできて、勉強目的であればとてもいい環境だと思いました。

次回はこの PwD で(使えることになっている)オーケストレーション環境である Docker Swarm を使ってみる予定です。