IBM ワトソン対応の CMS である BlueCMS を公開しました。IBM Cloud を使ったセットアップ手順はこちらをご覧ください:
ワトソン対応の IBM Cloud 向き CMS "BlueCMS" を公開しました(セットアップ手順)


今回は初期セットアップ後の、実際の使い方を紹介します。


コンテンツタイトル等

初期セットアップの中で管理者権限を持った最初のユーザーを作っているので、このユーザーの ID とパスワードでログインします:
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管理コンソール画面が表示されます。管理コンソールにはコンテンツタイトルなどコンテンツ全体に関係する設定項目に続き、現在までに登録されている文書の一覧テーブルと、添付ファイルの一覧テーブルが表示されますが、ログインユーザーが管理者権限を持っている場合はコンテンツの設定項目の下にユーザー一覧テーブルも表示されます:
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(↑上からコンテンツ設定、ユーザー一覧)

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(↑上から文書一覧、添付ファイル一覧)

コンテンツ設定は以下のようになっています:
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これらは OGP(Open Graph Protocol) と言われる設定項目になっており、有名どころでは facebook で BlueCMS のトップページや各記事を共有した場合に表示される内容を定義します。

また title と desc は BlueCMS トップ画面の jumbotron の中で表示される内容でもあります。自分のブログのタイトルとその説明を記述するようにしてください。url はブログの URL、image_url は OGP イメージ画像の URL を指定します(指定していない場合は無視します)。

なお、現時点(2018/Jul/12)では個別ページの OGP を設定する機能がなく、個別ページをシェアするとトップページと同じ OGP が表示されます(リンク先の URL だけは個別ページになります)。この辺りは今後の機能拡張で対応したいと思っています。


ユーザー追加/管理

管理者権限を持ったユーザーはユーザー一覧テーブルで登録済みユーザーの一覧を確認したり、編集したり、削除したり、新規にユーザーを追加することができます:
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新規作成は一番下の編集行の各フィールドに入力して "update"、既存ユーザーの変更は右にある "edit" をクリックすると編集行に値がコピーされるので、ここで変更して "update"、ユーザーの削除は右にある "delete" をクリックします。

なおユーザー編集時には role の値に注意してください。この値が 0 のユーザーは管理者、1 のユーザーは編集者として扱われます。name は画面表示用の名称で、email はメールアドレスですが、これらは現時点では特に利用していません。


文書追加/管理

管理コンソールには現在までに登録されている文書の一覧も表示されます:
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新規作成は一番下の編集行の各フィールドに入力して "update"、既存文書の変更は右にある "edit" をクリックすると編集行に値がコピーされるので、ここで変更して "update"、文書の削除は右にある "delete" をクリックします。

なお文書の status は 1 のものが公開、0 のものは非公開(ドラフト)となります。body は nicEdit を使ったリッチテキスト編集が可能です。category はカテゴリー文字列を直接指定して入力します(category と body の値は IBM ワトソン連携時に利用する値となります)。

body の入力が狭い nicEdit を使っている点が不便であると理解しています。この辺りも今後も機能拡張の対象と考えています。


添付ファイル追加/管理

管理コンソールには現在までに登録されている添付の一覧も表示されます:
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添付ファイルの新規作成はファイルを選択後、一番下の編集行の name フィールドに入力して "update"、添付ファイルの削除は右にある "delete" をクリックします。添付ファイルには編集機能はありません。


ワトソン連携

セットアップ時に IBM ワトソンの NLC(Natural Language Classifier) 連携も含めて行っている場合は、BlueCMS 内のコンテンツを NLC に学習させたり、学習結果を使って問い合わせを行うことができます:
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文書一覧の下に NLC 関連のボタンが3つあります。それぞれ以下のように使います:

- "update NLC" : 現在までに BlueCMS に格納された全文書を NLC のトレーニングデータとして学習を初期化&再学習します。学習時には各文書の body 値と category 値だけを取り出して、body 値の内容を category 値として学習します。これを全ての文書に対して行います。

- "NLC status" : 上記学習命令を発生した後の、ワトソンのトレーニングステータスを確認します。この実行結果が "Available" となれば学習準備は完了していて、後述の "classify" で問い合わせが可能になります。一方、実行結果が "Training" であればまだ学習中なので、いましばらくお待ち下さい。

- "classify" : 学習が済んだ後に問い合わせを実行します。具体的には編集行の body に何か文章を入力した後にこのボタンをクリックすると、上述で学習させたコーパスに対してこの body 内容を問い合わせ、「今までの学習データから、どのカテゴリーがふさわしいか」の結果を取得し、category フィールドを更新します。いわば「ワトソンがその内容に相応しいカテゴリーを自動的に決めてくれる」機能です。


現時点での制限事項等

このブログエントリを編集している 2018/Jul/12 時点での BlueCMS の機能と使い方を紹介しました。上述のように CMS として足りない機能や使いにくい部分も多くあり、ワードプレスなどと比較するとまだまだだと思っています。

一方で新しくスクラッチで開発したからこそできた挑戦的な機能もあります。特に標準で IBM ワトソンと連動する機能については BlueCMS の特徴の1つだと思っています。

自分でも少しずつ使っていきながら感じた機能を拡張させていく予定ですが、もしお試し程度でも使ってみていただける場合は、感想や希望を伝えていただければと思っています。