こちらの続きです。以下の紹介はこちらの中で書かれた作業を前提としているので、実際に試してみたい方はまずこちらを参照ください:
Watson Workspace と Zoom を連携する


Watson Workspace に追加した Zoom のチャットボット "Zoom.ai" を使って、第三者との会議の調整を依頼した時の様子を紹介します:
2017050301



この Zoom.ai 機能を有効にしたスペースの中で(誰にともなく)"schedule a meeting with (メールアドレス) tomorrow."((メールアドレス)さんと明日の会議を予定してくれ)と打ち込みます。すると、Zoom.ai がこのメッセージに反応し、"you asked me to schedule a meeting with (メールアドレス) tomorrow sometime between 9:00am and 5:00pm. Is this correct?"((相手の名前)さんと明日の 09:00AM から 05:00PM までのどこかで会議を調整すればよろしいですね?)と聞いてきました。前回の作業でアドレス帳を共有していたので、メールアドレスから名前を引いてきたわけか、なかなかわかってるね:
2017050211

というわけで "Sure"(そうだよ)と返事をすると、"I have emailed (相手の名前), and asked them to choose a time slot based on your availability and will let you know what happens."((相手の名前)さんにメールして、あなたのスケジュールの空きに合わせた日時での選択肢といっしょに打ち合わせの候補日時を選ぶよう伝えておきました。どうなるか、しばらくお待ち下さい)だそうです。あ、もう問答無用でメールしちゃうのね。。 (^^;:
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その頃、その相手の人には(僕があなたと打ち合わせしたがっている、という内容の)このようなメールが届いていました。で、メールに書かれたリンクをクリックすると・・・:
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僕の顔写真と打ち合わせ調整の画面が表示されます。で、場所は相手に選ばせて、時間帯は僕の予定がない、いくつかの候補が表示されていて、この中から選択できるようになっています。日時のタイムゾーンは必要に応じて変更できます(デフォルトは Asia/Tokyo でした):
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で、この人は場所に「俺の家」、時刻は 07:30AM-08:30AM の早朝会議を選択したことにします。Google カレンダーに同期、にもチェックしました。で "Confirm" ボタン:
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すると、この人の画面には選択した内容が確認の意味で表示されます:
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同時に、この人の Google カレンダーにはこの会議がセットされました:
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その頃、元々の依頼をした僕の所にはスケジュール予約のメールが届いていました。画面はノーツですが、カレンダー(iCal)対応のメーラー環境であれば、このようにカレンダーメールとして届きます。これを "Accept" すれば、この予定が自分のカレンダーにも反映され、相手には「了承」メールが届きます:
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同時にこんな確認メールも届いていました。これで双方にとって都合のいい時間を選んだ上での会議日程が調整できたことになります:
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とまあ、こんな感じ。会議を依頼した僕は Zoom.ai にその旨を伝えただけで、Zoom.ai は(共有済みの)僕のスケジューラーを確認した上で空き時間帯からいくつかの候補と併せて相手にメールで送り、相手が時間帯を選んだら双方に会議招集の確認メールを送る、という機能を代行してくれたことになります。そしていざ会議が始まる段階になったら、決めた場所に行ってもいいし、Zoom が提供する機能でウェブ会議を行うこともできる、ということになりますね。確かに会議の日時調整は面倒な作業なので、そこを最小限代行してくれてることになります。

この Zoom.ai はまだ英語でしか動かないし、Watson Workspace も(まだプレビュー版ですが)日本語が使える機能があったりなかったりするので、ここで紹介した機能が日本語でできるようになるまではまだしばらくかかるかもしれません。ただ、それでも近未来的な機能が実際に使えている場面を目の当たりにするのは刺激的です。