僕のブログの全エントリの中でも指折りの人気ページの1つが Kali Linux ネタです:
http://dotnsf.blog.jp/tag/kali

ペネトレーションテスト用に開発された Kali Linux は本来の目的で使われることはもちろん、Debian ベースで apt-get コマンドを使ったカスタマイズもでき、何よりもカッコいいデスクトップ環境(大事!)もあって、最近人気が上がっているディストリビューションの1つだと思っています。

そんな Kali Linux は組み込み用環境向けにもイメージが提供されています。今回はそんな中から Raspberry Pi(以下、「ラズパイ」)用イメージを使って、ラズパイに Kali Linux 環境を構築する手順を紹介します。なお、以下の手順はラズパイ3で試していますが、2でも同様に可能なはずです。

まず用意するのは 8GB の MicroSD カード。ここにほぼ同じ大きさの Kali Linux イメージを書き込んで使います。

ラズパイ用の Kali Linux はこちらからダウンロードします:
https://www.offensive-security.com/kali-linux-arm-images/

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このサイトの中ほどにラズパイ用のセクションがあり、その中から環境にあったイメージ("RaspberryPi 2/3")を選んでダウンロードします。ダウンロードファイルは .xz という拡張子をもったフォーマットで圧縮されています。

ダウンロード後、このファイルを展開します。Windows であれば 7zip で、Linux であれば tar の Jxf オプションを使うなどして圧縮を展開し、約 8GB のイメージファイルを取り出してください。

取り出したイメージファイルを MicroSD カードにダンプで書き込みします。Windows であれば DD for Windows 、Linux であれば dd コマンドを使ってイメージをそのまま書き込んでください。これで Kali Linux が導入されたラズパイ用の MicroSD カードが用意できました。

ここまでできれば後は普通のラズパイ同様に、HDMI ケーブル/キーボード/マウス/有線LANケーブル などを必要に応じて繋いで使って起動してください:
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↑普通に起動できました。