CentOS に nano エディタを導入して使ってみます:
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nano は GNU プロジェクトの1つとして開発されているスクリーンエディタです。PuTTY や Teraterm、SSH などのコマンドライン環境下でも使うことができます。vi や Emacs と異なり、(Windows のメモ帳に近い)一般的・直感的なキーバインドで利用することができます。またコマンドが画面下部に表示されているため、初心者でも比較的使いやすいテキストエディタです:
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Linux に対応したテキストエディタは(他にも Eclipse, ATOM, Sublime, Geany など)多くありますが、ターミナル環境下で使えるものは必ずしも多くありません。クラウド環境を初期状態でセットアップする場合では(SSH で利用できる必要がある、など)テキストエディタに制約があります。vi は vi で便利だと思っていますが、慣れない vi を苦労しながら使うよりは nano の方が効率的に作業することができる、という考え方もあると思います。

そんな nano は yum コマンドでインストールできます:
# yum install nano

インストール後にコマンドラインから "nano" と入力すると起動できます。特定のファイルを開く場合はオプションで指定します:
# nano (filename)