かなり以前に Bluemix 環境で phpMyAdmin を動かす場合の流れを紹介したことがあります:
BlueMix 上で PHP アプリを動かす


が、ここで紹介している内容は Bluemix がまだベータ版だった 2014 年頃のもので、今となっては内容が古くなってしまいました。改めて 2016/Feb/08 時点での手順を紹介します。

まず、何はともあれ Bluemix 環境内に PHP ランタイムを作成し、MySQL サービスをバインドします。MySQL サービスはオープンソース版ClearDB 版の2つの選択肢がありますが、どちらでも構いません。以下はオープンソース版を使っているものとして説明しています:
2016020803


PHP プロジェクトのメニューから「環境変数」を選択し、バインドされた MySQL サービスに関する接続情報を確認します。この中の credentials 内から hostname, port, name(データベース名), username, password の内容を確認してメモしておきます(後で使います):
2016020804


次に phpMyAdmin のページ上部から最新版の phpMyAdmin をダウンロードします。この記事を書いている 2016/Feb/08 時点での最新バージョンは 4.5.4.1 であり、ダウンロードファイルの名前は phpMyAdmin-4.5.4.1-all-languages.zip でした。以下、この環境を前提として記述しますが、最新バージョンが変更になった場合は適宜読み替えてください:
2016020801


ダウンロードした zip ファイルを展開して、適当なフォルダに格納します。以下の例では C:\tmp\phpmyadmin\ というフォルダの中に phpMyAdmin というサブフォルダ名で展開しています:
2016020802


展開結果のファイルの中から config.sample.inc.php ファイルを config.inc.php にリネームします。更にこのファイルをテキストエディタで開き、$cfg['Servers'][$i]['host'] 変数の値を先程環境変数で確認した hostname:port となるように書き換えて保存します。例えば hostname が 159.8.128.49、port が 3307 であった場合は以下のように指定して保存します:
  :
  :
$cfg['Servers'][$i]['host'] = '159.8.128.49:3307';
  :
  :

更に、phpMyAdmin を展開したフォルダ(この例であれば c:\tmp\phpmyadmin)に composer.json というファイルを以下の内容で作ります:
{}

また、同じフォルダ内に .bp-config という名前のフォルダを作り、更にその下に options.json というファイルを以下の内容で作ります:
{ "PHP_EXTENSIONS": [ "bz2", "zlib", "curl", "mcrypt", "mbstring", "mysql", "mysqli", "pdo", "pdo_mysql" ] }

この時点で phpMyAdmin を展開したフォルダ(c:\tmp\phpmyadmin\)はこのような感じになっています(.bp-config フォルダの下に options.json が保存されてます:
2016020801


これで phpMyAdmin を Bluemix で動かすための準備は整いました。cf ツールを使って、このフォルダ(c:\tmp\phpmyadmin\)以下をまとめて最初に作った PHP ランタイムにプッシュします:
2016020803


プッシュが成功したら、ウェブブラウザで PHP ランタイムの /phpMyAdmin/ フォルダにアクセスします。phpMyAdmin のログインページが表示され、ユーザー名とパスワードには環境変数から取得した username および password の値をそれぞれ入力して「実行」をクリックします:
2016020801


正しく入力されていれば、phpMyAdmin の初期画面になり、指定した MySQL サーバー内のデータベースが指定したユーザーの権限内で操作できるようになります。ここからテーブルを作成したり、クエリーを発行したりすることも可能です:
2016020802


Bluemix で phpMyAdmin を動かす場合の参考にしてください。