IoT アプリ開発をする上で避けて通れないのが MQTT(Message Queuing Telemetry Transport) プロトコルです。デバイスやセンサーなどのマシン間接続(いわゆる "M2M")用に IBM を中心に提唱された軽量プロトコルで、Node-RED や IBM IoT Foundation Quickstart などでも使われています。

そして、この MQTT をアプリケーション実装する上で便利なライブラリPaho です。これも元々は IBM が開発したものをオープンソースとして Eclipse Foundation に寄贈し、現在は Eclipse プロジェクトの1つとして公開されています:

http://www.eclipse.org/paho/
paho_logo_400


この Paho ライブラリを使うことで MQTT の詳しいプロトコル仕様を理解することなく、MQTT アプリケーションを開発することが可能になります。プログラミング言語としても C/Java/Java Script/Python など、多くの言語に対応しており、PC やスマホ、組込機器など、多くのデバイスで利用することができるようになっています。

そして、この Paho の Java ライブラリを使って、実際に IBM IoT Foundation Quickstart の MQTT ブローカー( quickstart.messaging.internetofthings.ibmcloud.com:1883 )に接続して、MQTT パブリッシュ処理を行うサンプルを作ってみた時の様子をこちらで紹介しています:
QuickStart MQTT ブローカーに Java からパブリッシュする

QuickStart は IBM が公開している MQTT ブローカー(サーバー)で、認証なしであれば誰でも使うことができます。また上記リンク先でも紹介していますが、ここにパブリッシュされたメッセージは IBM BluemixNodeRED アプリケーションを使って簡単に取得したり、データベースに格納したり、データフローを定義することができるようになります。


IoT アプリ開発者にとって、この Paho は慣れておくことが必須のライブラリだと思いました。