IBM が開発した Node.js 上で動くビジュアルフローエディタ "Node-RED" がオープンソースとして公開されています:
https://github.com/node-red/node-red

Node-RED は IBM Bluemix 上からであればボイラープレートというテンプレートの一部としても提供されており、非常に簡単にサーバー環境を用意することができます。今回はこの Node-RED を普通の CentOS 6 サーバーにインストールする手順を紹介します(未検証ですが CentOS 7 でもほとんど変わらないと思います)。なお Node-RED はデフォルトでは 1880 番ポートを使うので、ファイアウォールが有効な環境では 1880 番ポートを空けておく必要があります


まず、Node-RED は Node.js アプリケーションなので、Node.js を導入する必要があります。いくつか方法がありますが、一番簡単なのは EPEL リポジトリを導入してから yum でインストールする方法です。後で Node-RED をインストールする時に使うので npm も一緒にインストールしておきます。SSH などでサーバーにコンソールログインし、root 権限で以下のコマンドを実行します:
# yum install epel-release
# yum install nodejs npm --enablerepo=epel

Node.js と npm がインストールできたら Node-RED をインストールします。ここまでの手順で npm も用意できているので、npm を使ってインストールします:
# npm install -g node-red

これで Node-RED のインストールができました。node-red コマンドを実行すれば Node-RED アプリケーションが稼働します(青字部分は出力コマンド):
# node-red


Welcome to Node-RED
===================

8 Aug 01:40:11 - [info] Node-RED version: v0.11.1
8 Aug 01:40:11 - [info] Node.js  version: v0.10.36
8 Aug 01:40:11 - [info] Loading palette nodes
8 Aug 01:40:12 - [warn] ------------------------------------------
8 Aug 01:40:12 - [warn] Failed to register 1 node type
8 Aug 01:40:12 - [warn] Run with -v for details
8 Aug 01:40:12 - [warn] ------------------------------------------
8 Aug 01:40:12 - [info] Settings file  : /usr/lib/node_modules/node-red/settings.js
8 Aug 01:40:12 - [info] User directory : /root/.node-red
8 Aug 01:40:12 - [info] Flows file : /root/.node-red/flows_kkimura-centos6-17749255.json
8 Aug 01:40:12 - [info] Server now running at http://127.0.0.1:1880/
8 Aug 01:40:12 - [info] Creating new flow file
8 Aug 01:40:12 - [info] Starting flows
8 Aug 01:40:12 - [info] Started flows

これで Node-RED アプリケーションが 1880 番ポートで稼働しています。ウェブブラウザで http://(このサーバーのIPアドレス):1880/ にアクセスしてみましょう:
2015080801


普段使っている人には見慣れた Node-RED の画面が表示されるはずです。ただちょっと違うのは、これは IBM が Bluemix 用に拡張していない、いわば「素の Node-RED」です。なので、IBM IoT Foundations などの拡張ノードは存在していません:
2015080802


また Bluemix での環境と異なるのは 1880 番ポートで動くことに加え、デフォルトで Claudant などの Bluemix サービスを使っているわけではない、ということです。この Node-RED 単体でひと通りの動作をします。

普段お使いの IaaS 環境やオンプレミス環境で Node-RED を使いたい時に活用してください。