世のノーツ開発者の興味が XPages に寄っている中で、1世代前の技術情報になることをご容赦ください(苦笑)。

久しぶりに触ったノーツに、久しぶりにプラグインをインストールしようとしてハマりました。何言っても言い訳になることはわかった上で、でもこの業界で1年半のブランクは大きいようです(苦笑)。


ノーツ(IBM Notes) はバージョン8から Eclipse RCP(Rich Client Platform) をベースとしたクライアントに生まれ変わり、Eclipse 向けに提供されているプラグインをノーツにもインストールできるようになりました。そもそも Eclipse は開発環境なので、世に出ているプラグインは開発環境向けのものが多いです。それもあって、プラグインの互換性は100%ではないのですが、Eclipse のプラグイン開発技術やスキルを使ってノーツの機能拡張もできるようになった、というものでした。

Eclipse の場合、プラグインをインストールしようとするとメニューの Help から Install New Software を選んで・・という手順になります:
2015030101


ノーツの場合はその方法からして異なるのですが、実はそれ以前に「そもそもプラグインインストールをメニューに表示するための準備」が必要でした。

それが
 (ノーツをインストールしたディレクトリ)/framework/rcp/plugin_customization.ini ファイルに
 com.ibm.notes.branding/enable.update.ui=true の一行を追加する
というもの。これをしてノーツを再起動すると、メニューの File - Application からインストールができるようになる・・・ はずだったのです。

でも試してみたらこんな感じ。File - Application までは表示されるのですが、その先にインストールの選択肢がありません:
2015030102


あれ?これは何?? と驚きましたが、どうやらノーツのバージョン9からこの部分の仕様が変更されていた模様です。詳しくはこちらの Technote にかかれていましたが、この設定に加えてランタイム設定の com.ibm.notes.branding.prefs ファイルから一行削除する必要がありそうでした:
[ファイル] - [アプリケーション] - [インストール] メニューが plugin_customization.ini ファイルで設定しても表示されない


ここまでの設定をしてノーツを再起動すると、無事にインストールメニューまでが表示されるようになりました:
2015030103


うーん、しばらく離れていて気づきませんでした。いつの間に・・・

この方法で UpdateSite の URL を指定して Eclipse プラグインをインストールすることができます。

またノーツ用の拡張機能を使って Eclipse プラグインを開発することもできますが、その手順の解説がどこかにないかなあ、と探していたら、こんなページを見つけてしまいました。今となっては懐かしくもあり、恥ずかしくもある技術解説ページです:
Lotus Notes 8 プラグインでグラフィックコンテキストを利用する



で、個人的にこんなの(画面右)を作ってたりします:
2015030104

このプラグインはいずれ公開したいとずっと思っていて、でもそれには公開 Domino サーバーが必要で、さてどうしたものか・・・と悩んでいたのですが、最近になって IBM Bluemix を使う方法を思いつきました。いずれ公開しますのでお楽しみに。なお、その際はこのページに書かれた設定も必要になると思うので、その時にまた参照してください。