IBM Bluemix を使ってアプリケーションサーバーを立ち上げると、そのアプリケーションの URL は
 http://(アプリケーション名).ng.mybluemix.net/ (USリージョンの場合)
 http://(アプリケーション名).eu-gb.mybluemix.net/ (EUリージョンの場合)
となります(アプリケーション名の部分は作成時に付けた一意の名前)。

自分でドメインを管理しなくても、このようなサブドメインが用意されていて、すぐに公開できる、ということになります。これはこれで便利ですが、実際の運用時になると会社などで取得した独自のドメインを使って、
 http://(アプリケーション名).yourdomainname.jp/
のような URL で運用したい、ということもあると思います。

もちろんホスト名と IP アドレスの関係だけであれば DNS 側の設定で済むのですが、アプリケーションサーバー自身に自分のホスト名が変わったことを理解させる必要があるケースもあります。 IBM Bluemix はそのような設定もできるようになっているので、その手順を紹介します。

例として、僕が個人で取得している yellowmix.net というドメインを使って Bluemix 上のアプリケーションを稼働させてみます。


まず、Bluemix 上で追加したい独自ドメインをシステムに知らせる必要があります。ダッシュボード画面の左上で組織アイコンをクリックし、「組織の管理」を選択します:
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組織の管理画面が表示されたら「ドメイン」タブを選択します。現在システムで管理しているドメイン(この例では eu-gb.mybluemix.net)が表示されるので、「ドメインの追加」ボタンをクリックして新しいドメインを追加します:
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ここで自分が取得しているドメイン(この例では "yellowmix.net")をキーボード入力で指定して追加します。最後に「保存」ボタンをクリックします:
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"yellomix.net" ドメインがシステムドメインとして追加されました:
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続いて、Bluemix 上のアプリケーションサーバーにこのドメインを使ったホスト名によるルーティングを指定します。アプリケーションを1つ選択し、現在の経路が書かれている右側の鉛筆アイコンをクリックします:
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経路の編集ダイアログが表示されます。今回は新たな経路を追加したいので「経路の追加」をクリックします:
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新しい行が追加されるので、新しい経路のホスト名を入力し、続いてドメインを選択肢から選びます。先程 "yellowmix.net" ドメインを追加しているので、選択肢の1つとして表示されるはずです。最後に「保存」ボタンで保存します:
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1つ前の画面に戻り、新しい経路が追加されたことが確認できます:
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ここまでの作業で Bluemix サーバー側の設定は完了しました。最後に DNS 側に cname 値を追加します。ここでの作業はドメインを取得した際の DNS 業者によって設定方法は異なりますが、以下は GoDaddy.com での例です。CNAME 値として先程設定したホスト名を追加し、その接続先を元の ****.eu-ng.mybluemix.net に指定して保存しています:
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これで全ての作業が完了しました。独自ドメインを使った URL で元のアプリケーションにアクセスできるようになりました:
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